【犬が飼い主を噛む理由】唸る・本気で噛むのはなぜ?しつけが悪い?

ココたん
どうも、ココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます🐕

愛犬の「噛む問題」で悩んでいる飼い主さんはとても多いです。

ただ噛むと言っても、

・遊び(甘噛み)

・ストレス発散

・歯の生え変わりで歯がゆい

・噛むことで要求を通す(要求噛み)

・縄張り意識などの本能

・警戒心や恐怖心

など理由や原因は様々です。

ココたんも我が家にやってきた時から人の手を噛む癖がありました。

おそらく甘噛みや要求噛みだったのだと思いますが、けっこう痛いですし、あまりにしつこいので半分ノイローゼ気味になったこともあります。

⇒【体験談】柴犬の噛み癖がなおった!効果があった方法はこれです

ココたんのような甘噛み程度のものならしつけで改善できると思います。

しかし中には飼い主に対して唸ったり、本気で噛む、何の前触れもなく噛みつくといった、甘噛みや要求噛みのレベルではない攻撃行動が見られるケースがあります。

どうしてそのように威嚇(いかく)したり、攻撃的になるのでしょうか?

よく言われるように、「犬になめられている」「犬がリーダーになってしまっている」「しつけが出来ていない」というのは本当なのでしょうか?

今回は犬の本気噛み・攻撃咬みなどの攻撃行動について考えてみます。

このページでは主に攻撃行動の原因や種類をまとめました。

個人的な意見ですが、攻撃行動は飼い主さんだけの力では改善できないものだと思います。

自分の力で何とかしようと努力するのはとても素晴らしいことですが、なるべく早い段階で専門家に相談するのも立派な対処方法です。

状態が悪化した後では専門家でも手に負えなくなり、ワンちゃんも飼い主さんも悲しい思いをしてしまいます。

まずは攻撃行動の原因を知ることで、愛犬の様子に思い当たることがないか確認しましょう。

そして、自分達だけで悩まずに第三者の専門家の力を借りることを考えてみてください。

~噛むと噛むの使い分けについて~
広辞苑では「噛む」は歯を強く合せるという動作のこと、「咬む」は相手を傷つけて攻撃するときに使うものとなっています。
犬の場合は甘噛み・要求噛みは「噛む」、攻撃咬みは「咬む」と表現するようです。

犬が攻撃的になる理由は?

犬が噛むのは当たり前な行動

まずはじめに、犬が噛むことはごく当たり前の行動というのを理解する必要があります。

犬は四つ足を地面につけて行動するので何かを探したり、確かめる時には手の代わりに口を使います。

それから犬はしゃべることができないので、吠えたり噛むことでコミュニケーションをとります。

犬にとって「噛む」とは自然な行動で、何かを確認し、伝えようとしているのです。

嬉しい、淋しい、怖い、怒りなどを表現する為に噛むのは自然なことと言えます。

犬の威嚇行動・攻撃行動とは?

様々な原因で人間や他の動物に対して、咬みつく素振りを見せる、飛びかかる、咬みつくなどの行動をとることです。

攻撃行動の前には、体を硬直させる、睨む(にらむ)、唸る、吠える、歯を剥き出すといった威嚇行動が見られることが多いです。(ただし、いきなり攻撃することもあります。)

もしも威嚇行動が見られたら、それは犬が緊張や恐怖、怒りを感じているというメッセージです。

その威嚇行動を叱ったり、無理に抑えつけようとすれば攻撃行動に発展してしまいます。

まずは冷静になって、どうして威嚇したのかを考え、緊張を和らげるように声を掛けたり、気をそらすようにするのが大切です。

威嚇をやめることができたら褒めてあげるというパターンを繰り返すことで、攻撃行動に発展するのを防げる可能性も高くなります。

犬が攻撃的になる原因は?しつけが悪い?

攻撃性の原因としては子犬の頃の社会化不足、間違ったしつけによる体罰などが挙げられます。

しかし、社会化が十分になされており、しつけにも問題がないのに、ちょっとしたきっかけで攻撃性が出現したり、原因不明の突発性のケースもあります。

また、攻撃性には遺伝要因が影響することも報告されているので、親犬や祖父犬などの血統が関係している場合も少なくありません。

ですので、一概に「しつけが悪いから」「育て方が悪かった」というのは間違いです。

⇒子犬の社会化とは?どんなことをすれば良いの?

犬の攻撃行動の種類

飼い主や家族に対して攻撃的になるものの多くは自己主張性攻撃行動と呼ばれるものです。

他にも縄張り性攻撃行動や恐怖性/防御性攻撃行動など様々な種類があります。

自己主張性攻撃行動

自分の意思を通すための攻撃行動です。

例えばブラッシングが嫌いな犬が、それでも無理矢理ブラッシングされたので飼い主の手を噛みます。

飼い主さんは噛まれたこと驚いてブラッシングをやめてしまいました。

すると犬は「噛みつけば嫌なことをされない」と学習します。

それがエスカレートすると「噛みつけば自分の思い通りになる」となり、おもちゃやご飯の食器を触っただけで攻撃するようになってしまうことがあるのです。

縄張り性攻撃行動

野生動物の本能で、縄張りの外にいる動物に対しては無反応ですが、縄張りに近づく者に激しい威嚇をします。

恐怖性/防御性攻撃行動

恐怖が限界に達した時に出る攻撃行動で、追い詰められた状態で出やすいです。

虐待や間違ったしつけによる体罰の他にも、病気やケガの治療で痛い想いをしたことなどが原因になります。

犬がリーダーになっている訳ではない?自己主張性攻撃行動は、以前はα症候群(アルファシンドローム)と呼ばれ、家族の中で自分の立場が一番上、リーダーになっていると認識し、自分よりも順位が低い家族に対して攻撃すると考えられていました。

現在では、犬は家族という集団で行動するが、家族の中で上下関係や優劣関係、リーダーになることを意識しないという考えが一般的になり、アルファシンドロームという言葉は使われなくなってきました。

⇒その他の攻撃行動はページの最後に載せてあります。

犬の攻撃行動の対処法

攻撃行動の原因はそれぞれのワンちゃんで異なり、対処方法も全く変わってきます。

冒頭でも書きましたが飼い主さんだけの力ではどうにもならないことが多く、間違った対処方法で余計に状況を悪化させる可能性が高いです。

しつけの本やネットの情報で何とかしようと考えず、出来る限り早い段階で専門家に相談してください。

① てんかんや精神疾患などの脳の病気の可能性があるので獣医師に相談し検査を受ける

② 身体の問題がなければ攻撃行動を専門的に扱うドッグトレーナーに相談する

もしも自分だけで何とかしようとすれば精神的に追い詰められます。

焦れば焦るほど、すぐに結果を求めて犬にきつく当たることになってしまうのです。

第三者に相談することで冷静になれたり、誰かに打ち明けることで精神的に楽になることもあります。

もともとは不安が原因になっている

生まれつきの性格や病気の場合を除けば、犬が攻撃的になるのは「自分の身が危険にさらされる」という不安がもとになっていることが殆どです。

自分の意思を通すための攻撃行動だったとしても、もとはと言えば嫌なことをされた反応がきっかけになっているとも言えます。

それなのに大きな声で叱ったり、体罰を加えるような対応では余計に恐怖を与え、攻撃性を高めてしまいます。

犬の不安を取り除き、精神状態を安定させるトレーニングが重要なのです。

しかし「危害を加えられる心配はない」とわかってもらうには時間がかかりますし、状況が悪化してからではそのようなトレーニングも通用しなくなります。

もう少し様子をみてからでは遅いのです。

まずは相談することからはじめましょう。

ココたん
可愛がってあげたい、一緒に楽しく暮らしたいと思って犬を飼ったのに、攻撃的になってしまったらとても悲しいです。

でも誰かの力を借りることで改善できるかもしれません。

独りで悩まずに専門家に相談することで少しでも状況が良くなることを願っています。

~その他の攻撃行動の種類~

補食性攻撃行動 
人、犬、猫、鳥などの動物に対して攻撃行動を起こします。

自転車や車などに対する場合もあり、素早く動くものによって誘発されることが特徴です。

威嚇をしたり、吠えたりしないで急に攻撃することが補食性攻撃行動によくみられます。

遊び攻撃行動

遊びの延長として見られる。通常子犬や若い犬に多く、人間や他の犬と遊んでいる間に吠える、うなる、歯を当てる等の行動を見せます。

母性による攻撃行

母犬が子犬やおもちゃを守ろうとして攻撃的になるもの。

妊娠、出産の他、想像妊娠や体内のホルモンバランスの変化で現れます。

疼痛性攻撃行動

病気や怪我などによって体の一部や全身に痛みが発生しているときに出る攻撃行動の事です。

防護的攻撃行動

飼い主や家族の犬を守るための攻撃行動で、柴犬などの日本犬でよく見られます。

転嫁性攻撃行動

全く関係の無い人や動物を攻撃することで、猫に多く見られます。

例えば犬同士が吠えて喧嘩をしている時に、たまたま歩いてきた人が咬まれるようなものです。

特発性攻撃行動

原因がよくわからない突発的な攻撃行動のことです。

遺伝的な要因やてんかんなど脳の病気、何らかの薬剤が原因になる可能性もあります。

上記の他にも所有性攻撃行動、犬同種間攻撃行動、葛藤性攻撃行動…と、本当にたくさんあります。

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