一体何からできてるの?ドッグフードに使われる原材料

ココたん
どうも、ココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます。

犬の食事と言えばドッグフード。

ドッグフードの中でもドライフードを与えるのが一般的になっています。

「カリカリ」って呼んでる人もいるように、ドッグフードをカリカリと音を立てながら食べる姿は何とも言えない可愛さがありますよね。

でもこの乾燥した粒を食べているだけ栄養が摂れるってすごく不思議だと思いませんか。

ドッグフードの粒って一体何からできてるんでしょうか?

ドッグフードは何からできている?

ドッグフードは大まかに

1.タンパク質 … 肉、魚、豆類など

2.炭水化物 … 小麦、トウモロコシ、じゃがいも、さつまいもなど

3.繊維質 … いも類、リンゴ、トマト、ビートパルプ、大麦、玄米、ふすまなど

4.脂質 … 肉、魚、鶏脂、動物性油脂、植物性油脂など

5.添加物 … ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酸化防止剤、人工香料、調味料など

で構成されています。

現在市場に出回っているドッグフードの殆どが「総合栄養食」や「AAFCO基準を満たしているもの」ですので、栄養素はバランスよく配合されています。

「入っている栄養成分の種類が同じならどんなドッグフードでもいいのでは?」と感じるかもしれませんが、使われている原材料はメーカーや銘柄によって全く違います。

では原材料にはどんなものが使われるのか、もう少し細かく見ていきましょう。

1.タンパク質

タンパク質は人間でも犬でも、丈夫な体を作って健康に生きるために重要な栄養です。

筋肉や血液・臓器・皮膚などのからだの大切な組織を作る主要な成分になります。

特に犬は人間より多くのタンパク質を必要とします。

ドッグフードでは動物性タンパク質である肉・魚、

植物性タンパク質である豆類などが使われます。

ドッグフードに使われる肉

鶏肉(チキン)、羊肉(ラム)、鹿肉(ベニソン)、馬肉、七面鳥肉(ターキー)、牛肉(ビーフ)、豚肉(ポーク)、バイソン肉、アヒル肉など

ココたん
色んな肉が使われるね。

鶏肉がよく使われますが、その分鶏肉アレルギーを発症することも多いです。

その場合は違う種類の肉を使ったものや、魚ベースのものに変更しましょう。

ミール、肉類は肉ではない

少しややこしいのが○○ミール(チキンミール、家禽ミールなど)、肉類というものです。

「肉」とついていますが、肉そのものではなく、レンダリングをしてできた肉副産物です。

レンダリングとは牛や豚、鶏などの家畜から食用となる肉類を除いて、そのままでは食べることができない部分(骨、鶏の羽、内臓などごちゃ混ぜ)を一度高温で溶かし、動物性油脂を作ることです。

そして油脂を精製したときにできるのが肉副産物というものです。

副産物には栄養がありますが、どんな材料、部位を使ってできたものなのかはまったく不明です。

ココたん
海外の高級なドッグフードでは、新鮮な肉をあえてミールに加工してから使用するものもあります。

ミールにすると栄養をギュッと凝縮することができるためです。

そのような理由がある場合「新鮮な肉、安全な部位を使っています」といった説明が加えられているはずなので、もし説明がなかったら問い合わせてみるといいでしょう。

ドッグフードに使われる魚

サーモン、ニシン、カレイ、タラ、アジなど

ココたん
はっきりした研究報告はありませんが、日本犬には認知症予防のために魚が入っているドッグフードが良いという意見もあります。

また、魚をベースにしたドッグフードは価格が高めになります。

ドッグフードに使われる豆類

大豆、エンドウ豆、ひよこ豆、レンズ豆、大豆ミール(大豆から食用油をしぼった後にできるしぼりかす)、おからなど

犬には動物性たんぱく質が適している

犬はもともと肉食の動物で、そのため消化器官も肉や魚といった動物性たんぱく質を分解しやすくなっています。

逆に豆類は消化があまりよくないので大便がゆるくなったり、下痢気味になることもあります。(豆類の中ではひよこ豆、レンズ豆は比較的消化しやすい)

また体内では作ることのできない9種類の必須アミノ酸についても、植物性より動物性タンパク質のほうがより豊富です。

そういった理由からワンちゃんには動物性タンパク質が多く含まれたドッグフードが適していると言えます。

ココたん
植物性たんぱく質にも低脂肪・低カロリーという利点があります。

あまりたくさん入っているのは良くないですが、豆類を入れることでカロリー調整をしている良質なドッグフードもありますよ。

2.炭水化物

炭水化物は動物が体を動かす時のエネルギー源になります。

もちろん他の栄養素もエネルギーになりますが、炭水化物には即効性があります。

ドッグフードに使われる炭水化物の材料

小麦・大麦、トウモロコシ、米、玄米、ジャガイモ、サツマイモ、豆類といった穀物が使われます。

ココたん
サツマイモはコストがかかるので比較的値段の高いドッグフードで使われることが多いです。

犬に炭水化物は不要というのは間違い

「犬は穀物が消化できないから穀物が使われたドッグフードはよくない」、「犬に炭水化物は不要」と穀物を全否定するドッグフードの比較サイトがありますがそれは間違いです。

先ほど犬は肉食と書きましたが、犬の祖先であるオオカミも肉だけを食べていたわけではありません。

オオカミは草食動物をつかまえたら、肉だけでなく、内臓、骨まで食べます。

内蔵には消化された穀物が含まれていますし、骨はカルシウムが豊富です。

ココたん
肉食といいながらもバランスのよい食事をしているんですね。

やっぱり犬にとっても炭水化物は必要な栄養素なのです。

それから近年の研究結果から、犬はオオカミよりも炭水化物を消化する能力が高いことがわかっています。

問題はドッグフード全体に占める穀物の量です。

炭水化物を消化できないわけではありませんが、肉や魚といった動物性タンパク質に比べたらやはり消化しずらいです。

穀物が大量に入っていれば消化が悪くなってしまい、犬の体には負担となります。

また穀物の割合が多ければ多いほど、本来必要な肉や魚の割合は少なくなってしまいますよね。

ところが肉や魚の割合を増やすとコストがかかってしまうんです。

そのために安価なドッグフードには「かさ増し」の目的で穀物が大量に使われています。

ワンちゃんの体のことを考えているとは言い難いですね。

ココたん
穀物だらけのドッグフードを食べたからといって、すぐに害になるわけではありません。

体質的にそれが合うワンちゃんもいるかもしれません。

値段とのバランス、犬の健康状態を見て考えたらいいと思います。

炭水化物とアレルギー、病気の関係

炭水化物が食物アレルギーの原因になるケースがあります。

犬の場合は小麦、トウモロコシなどの穀物にアレルギー反応を起こすことが多いとされています。

また糖尿病、すい臓疾患、一部の腫瘍(ガン)がある場合、炭水化物を摂取すると病状を悪化させることがあります。

グレインフリードッグフード

小麦、トウモロコシといったアレルギーになりやすい穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードも販売されています。

グレインフリードッグフードは価格が高めですが、使われている肉や魚の割合が非常に多く、良質な動物性タンパク質が摂取できます。また消化がとても良いので犬の体に負担がかかりません。

ココたん
グレインフリー(穀物不使用)といっても、肉、魚以外の材料がまったく入っていない訳ではありません。

消化率が良い炭水化物であるサツマイモ、ビタミン・ミネラルの豊富なエンドウ豆、リンゴなどを使い栄養バランスも十分に考えられています。

3.繊維質

犬は繊維質の消化が苦手なのでたくさん入っていると消化不良や嘔吐の原因になりますし、便がゆるくなったり下痢をすることもあります。

しかし適度な量の繊維質は腸内環境を整えてくれる働きがあります。

腸内環境が整うと、便通が良くなるだけでなく、栄養の吸収率がアップしたり、皮ふや被毛の健康にもつながります。

繊維質には水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。

ドッグフードの水溶性食物繊維

腸内の善玉菌を増やす効果があり、柔らかい便を作る働きがあります。

ドッグフードではビートパルプ、小麦ふすま、大麦、りんご、トマト、海藻類が使われます。

(ビートパルプ)

甜菜(てんさい、別名:砂糖大根)から砂糖を作るときにできる副産物。

甜菜をスリ砕いて糖分を含む汁を搾り出した粕を、アルコールで洗い流して乾燥させた繊維成分です。

(小麦ふすま)

小麦粒の皮の部分。

小麦粒から胚芽とふすまを取り除いて精製したものが小麦粉になります。

ドッグフードの不溶性食物繊維

腸内で水分を吸収してふくらみ、便のカサを増やして、腸のぜん動運動(内容物を運ぶ動き)を活発化させ、便通を促進します。

ドッグフードではライ麦、オートミール、大豆、じゃがいも、さつまいもなどが使われます。

ココたん
水溶性と不溶性の両方がバランスよく配合されているものがおすすめです。

果物や野菜、さつまいも等はコストがかかるので、高級なドッグフードに使われることが多いです。

4.脂質

脂質は三大栄養素のひとつで、体を動かすときのエネルギー源になったり、細胞膜・血液・ホルモンなどを作る成分になります。

また、脂質は必須脂肪酸を含んでおり、皮ふの健康や被毛の艶を維持するのに役立ちます。

ドッグフードの脂質

ドッグフードでは肉、魚、大豆、オーツ麦などから摂取できます。

素材そのものの他に鶏脂、サーモンオイル、ひまわり油などを加えたり、動物性油脂を後からコーティングすることもあります。

動物性油脂

動物性油脂とは一般的に、牛や豚などの家畜から食用となる肉類を除いて、そのままでは食べることができない部分を一度高温で溶かし、精製して油脂にしたものです。(この加工工程をレンダリングといいます)

安価な原材料を使ったドッグフードの場合、そのままでは嗜好性が低い(いわゆる食いつきが悪い)ので、工程の最後にこの動物性油脂を大量にコーティングしているものがあります。

やたらベトベトしたものや、酸化した油のニオイがするドッグフードは動物性油脂がたくさん使われている可能性が高いです。

粗悪な油脂が使われているとアレルギーの原因にもなるので注意が必要です。

ココたん
※海外製の高級ドッグフードで使われている動物性油脂は、清潔な肉と骨のみを使って精製されたものが殆どです。心配な場合は問い合わせてみてください。

5.添加物

ドッグフードの添加物には健康のために必要なものと、好ましくないものがあります。

まず、ドッグフードは総合栄養食であり、一定の栄養を安定的にとれなければなりません。

そのため、殆どのドッグフードでは自然の原材料だけでは足りないビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養添加物を加える工夫がされています。

また、油脂分があるドッグフードの品質を保つために酸化防止剤も入っています。

しかし中には嗜好性(食いつき)を良くするために人工的な香料、甘味料、調味料が添加されていたり、商品を長期に在庫できるように化学的に作られた強力な酸化防止剤が使われているドッグフードもあります。

ココたん
ワンちゃん用おやつには人工添加物が使われているものが多いです。

すごく喜んでくれるのでついついあげちゃいますよね~

でも健康を考えたらほどほどにしましょう。

まとめ

ドッグフードはそれだけでバランスの良い栄養を補給できる便利な食事です。

しかしある意味栄養素というのは数字上のものですし、基準さえクリアしてしまえばいいので、犬にとって良い材料が使われているとは限りません。

原材料の違いで犬の健康状態が大きく変わることは珍しくないです。

今回原材料の基本をバッチリ押さえられたと思います。愛犬にピッタリ合ったドッグフード選びの参考にして頂けたら幸いです。

原材料・成分表からドッグフードを選ぶポイントをまとめた記事もありますのでご参照ください。

ココたん
栄養素だけでなく、使われている原材料のバランスも重要なんですね。

See you !


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