ドッグフードに入っている酸化防止剤は危険?保存料との違いは?

ココたん
どうも、ココたんです🐾

このサイトに来てくれてありがとうございます🐕

Thanks for visiting!

ドッグフードは油脂分が多く含まれた製品です。

油脂類は酸化しやすいため、多くのドッグフードには酸化防止剤が入っています。

酸化防止剤は、保存料と混同している方も多いですが、これらは別物です。

酸化防止剤 … 製品の酸化をゆるやかにし、製造されたときの品質を保つもの

保存料 … 腐敗の原因となる細菌やカビの増殖をおさえるもの

酸化防止剤が入っていないと、酸化スピードが早くなり、すぐに風味が落ちたり、栄養分がなくなってしまいます。

そればかりか酸化した油は体にとても悪く、ワンちゃんの体調を崩したり、健康に害をおよぼす危険もあります。

そういった意味では酸化防止剤はドッグフードに必要なものです。

酸化防止剤と保存料をごちゃまぜにしてあったり、何でもかんでも「危険!」「ガンになる!」などと書いてあるサイトが多く不安を煽っているようですが、法律上問題ある成分が入っているドッグフードなどは販売されていません。

ですが、中にはワンちゃんの体質に合わない成分が入っている場合があるので注意が必要です。

1.酸化とは?

『酸化』とは「電子を失う反応」と定義されています。

わかりずらいので具体例を挙げると、

・クギが錆びる

・リンゴの断面が変色する

・輪ゴムがボロボロになる

・古いお米で粘りが低下する

などすべて酸化の影響です。

中にはお茶の葉を酸化醗酵させて紅茶にするなどの有効利用もありますが、

多くの場合は食品の鮮度や味、香り、栄養を劣化させる好ましくないものです。

ココたん
ドッグフードでも、酸化すると美味しくなくなったり、香りが無くなって食いつきが悪くなるよね。

たんぱく質、アミノ酸などの栄養成分も劣化してしまうよ!

酸化した脂は体に悪い?

ドッグフードは脂肪分や油分が含まれる製品です。

脂質が酸化すると過酸化脂質というものに変わります。

この過酸化脂質は細胞の中のDNAを傷つけ、癌の原因となることがあります。

(いわゆる発がん性物質)

通常なら過酸化脂質を食べても、大部分は消化管で分解されたり還元され、便として排泄されます。

しかし酸化したドッグフードを毎日食べていたら体の機能も追いつかなくなって、健康に影響を及ぼす可能性が高くなります。

ココたん
やっぱり酸化した脂、油は体に悪いよね。

人間のスナック菓子やファストフード、食用油なども気を付けてね!

2.酸化防止剤の種類【天然由来?化学合成?】

酸化防止剤には天然由来の成分のものと、人工的に化学合成された成分のものがあります。

ドッグフードによく使われるのは次のようなものです

天然由来で安全性が高いとされるもの

ミックストコフェロール 

トコフェロールとは、ビタミンEのことです。トコフェロールは何種類もあるので、それらがを混ぜたのがミックストコフェロールです。

植物性の油脂分から抽出、精製して作られています。

ハーブエキス

ローズマリーなどのハーブから抽出した成分で作られます。

食べ物の味、臭いなどの悪影響をあたえません。

その他

ビタミンCやクエン酸なども酸化防止剤として使用されます。

これらも自然の成分です。

化学的に合成された酸化防止剤

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)

BHT(ブチルヒドロキシトルエン)

有機化合物でもともとエンジンオイルなどの工業用油脂に添加されていました。

食品には1950年代から使われており、強力な酸化防止作用がありますが、少し石油臭さが感じられます。

化学合成された酸化防止剤は発がん性物質?

BHAやBHTはラットの実験で前胃という部分に発がん性がありました。

しかしこの実験は、人間におけるBHAの1日の許容量(1日に摂取してもまったく問題ない量のさらに1/50程度の量)の1000倍の量を投与し続けた場合のみです。

また、ラットの実験で発がん性が認められたのは、前胃という部分だけです。

前胃というのは鳥類や昆虫、一部の哺乳類(牛、ラット、ヤギ、ヒツジなど)にある消化器官で、そもそも人間、猫、犬にはありません。

以上のことからも、ドッグフードに含まれるBHA・BHTと発がん性については関連が認められません。

摂取許容量を守れば問題なく使用できます。

それでもやっぱりイメージ的には良くないですよね。

気になる方は避けたほうが無難です。

ココたん
BHA、BHTは食品以外に化粧品にも使用されており、敏感な体質の方は肌が荒れてしまったり、アレルギーの原因になる場合もあります。

ドッグフードの場合でもワンちゃんの体質によっては注意が必要ですね。

酸化防止剤を気にするより、酸化させない保存を!

「1.酸化とは?」の部分でも書きましたが、ドッグフードの酸化は良いことが一つもありません。

天然由来の酸化防止剤は安全に思えますが、化学合成されたものよりも効果が弱いのがデメリットです。

どちらの防止剤を使っているにせよ、なるべく酸化を防ぐ保存の仕方に気を付けてください。

3.ドッグフードの保存料は?

基本的にドライフードに保存料が入っていることはあまりないですが、一部のドッグフードではソルビン酸カリウムなどの保存料が使われています。

ココたん
ソルビン酸カリウムは細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため腐敗防止として多くの食品に使われる保存料です。

私たちが食べたり飲んだりするハム、ちくわ、ジャム、ワイン、果汁など幅広く使われているものですが過敏なワンちゃんや気になる方は避けたほうがいいですね。

4.酸化防止剤が入っていないドッグフードも

中には添加物、酸化防止剤、保存料など一切入っていない100%無添加のドッグフードもあります。

その場合は品質維持期間が短くなるので、使い切りの小さいパックに入っていたり、冷蔵庫保管が指定してあったりします。

ココたん
「その日のうちに食べてください」みたいな感じですね!

まとめ

  • 多くのドッグフードには酸化防止剤が使われている
  • 酸化防止剤には天然由来と、人工的に合成されたものがある
  • 酸化防止剤=保存料ではない
  • 酸化防止剤が入っていない場合は保存期間や保存法に注意が必要
  • 酸化防止剤の種類を心配するよりも、保存方法に気を付けよう!
ココたん
酸化防止剤は危険なものではないですが、ワンちゃんの体質によっては合わなかったり、アレルギーの原因にもなるので気を付けてください。

酸化を防ぐ保存方法、保存容器についてはこちらをご覧ください

⇒ドッグフードを開封したら賞味期限はどのくらい?正しい保存方法とは?

⇒品質低下を防ぐ!風味が落ちにくいドッグフード保存容器おすすめ特集

最後まで読んでくれてありがとうございました

スポンサーリンク

シェアする

フォローする


ページトップ