食事の基本はドッグフード。分類・特徴・目的から愛犬に合わせた食事を与えましょう

ココたん
どうも、ココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます。

ひと昔前まで犬の食事と言えば人間の食事の残り物、ご飯にみそ汁をかけたいわゆる「犬御飯」をあげるのが当たり前でした。

当時は犬の健康など考えていない粗悪なドッグフードが多かったというのも理由の一つです。

現在では愛犬の健康に対する意識が高まり、栄養をきちんと考慮したドッグフードが出回るようになりました。

室内飼いの犬が増えたことに加え、ドッグフードの品質が向上したことで犬の平均寿命は大幅に伸びることになったのです。

ドッグフードの種類も豊富なり、私たち飼い主も選択肢が増えたことは喜ばしいのですが、ドッグフードについて案外知らないことって多いですよね。

そこで今回はドッグフードにまつわる基礎知識をまとめてみました。

そもそもドッグフードとは?

穀類、いも類、糖類、豆類、野菜類、藻類、魚介類、肉類、油脂類、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、その他の添加物等を原材料とし、混合機、蒸煮機、成型機、乾燥機、加熱殺菌機、冷凍機等を使用して製造した犬の食べものです。

ドッグフードの始まり1856年にジェームス・スプラット(James Spratt)が開発した犬用ビスケットが始まりといわれています。

自分の犬が、人間の保存食用ビスケットをおいしそうに食べているのを見たのがきっかけで、1860年にロンドンで史上初の犬用ビスケットを販売しました。

現在のようなドッグフードの原型が出来たのが1957年です。

日本へは第二次世界大戦後に進駐軍によってアメリカ製のドッグフードが持ち込まれました。

その後、1960年に協同飼料社から国産ドッグフード第1号として、粉末・ビスケットタイプが発売され、1965年にはドッグフード「ビタワン」が同社から販売されました。

ビタワンって歴史があるんですね~

ドッグフードの種類

目的別での分類

目的別による分類は、「総合栄養食」「間食」「療法食」、そのいずれにも該当しない「その他の目的食」に分かれます。

1.総合栄養食

   

画像出典:楽天

毎日の主食として与えることを目的にしており、私たちが一般的にドッグフードと呼んでいるものです。

そのドッグフードと水だけを与えていれば健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品で、栄養成分の分析試験と給与試験に合格したものが総合栄養食と表示できます。

この栄養基準はAAFCO(Association of American Feed Control Official:米国飼料検査官協会)が定めた基準を準用しています。→総合栄養食、AAFCOとは?

ここで注意するポイントは、「総合栄養食」や「AAFCO基準をクリア」「AAFCO基準を満たしている」と書いてあるドッグフードでも、あくまでも栄養基準が満たされているだけであって、良質な原材料が使われているという意味ではないということです。

現在販売されているドッグフードは「総合栄養食」や「AAFCO基準」の栄養基準を満たすのは当たり前なので、高級ドッグフードではあえて明記していないものが殆どです。

逆に価格が安いのに「総合栄養食」や「AAFCO基準」の明記がないものは栄養素が不足している可能性が高いので避けましょう。

2.間食

   

画像出典:楽天

間食とは、おやつやスナック又はご褒美として、限られた量を与えるためのものです。

ジャーキーや犬用ガム、ビスケットなどですね。

3.療法食

画像出典:楽天

病気やケガの治療の内容の合わせた栄養成分が調節され、治療を補助する目的で使用されるフードです。

腎臓病用、糖尿病用、避妊・去勢手術後用、ダイエット用、アレルギーがある犬用などがあります。

4.その他の目的食

   

画像出典:楽天

特定の栄養の調整や、カロリーの補給、あるいは嗜好性増進などの目的を満たすもので、主食のフードに加えてあげるものです。

おかずやふりかけ、サプリメントなどのことですね。

近年アレルギーになる犬が増加していること、長寿命になったことで関節疾患、生活習慣病が増えたことなどで犬用サプリメントは開発研究が進み、様々な種類のものが販売されています。

製品に含まれる水分量による区分

乾燥したドライ、半生のソフトドライ、セミモイスト、缶詰、レトルトパウチに入ったウエットタイプに分けられます。

     

画像出典:楽天

ドライ

水分10%程度以下のフ製品水分10%程度以下のフード。

一般的なドッグフードはこのドライタイプになります。

ソフトドライ

水分25~35%程度のフードで、加熱発泡処理されています。しっとりさを保つために湿潤調整剤を使用しています。

セミモイスト

水分25~35%のフードで、押し出し機などで製造され、発泡していないものです。しっとりさを保つために湿潤調整剤を使用します。

ウェット缶詰

水分75%程度で、品質保持のために殺菌工程を経て、缶詰に入ったフードです。

ウェットその他

水分75%程度で、品質保持のために殺菌工程を経て、アルミトレーやレトルトパウチに充填されたフードです。

それぞれの特徴

ドライフードは乾燥しているため日持ちします。保存容器に入れてなるべく空気に触れないようにすれば最後まで風味も落ちにくいです。

栄養バランスも良く、毎日の主食として食べることを想定されています。

ソフトドライセミモイストは柔らかく程よく水分も多いため、ドライフードより食いつきが良い場合が多いです。

その反面水分が多い分すぐにカビが生えやすいので保存料を使っていたり、水分が逃げないように糖分などを多く使います。その分カロリーが高くなってしまいます。

ウエットタイプは嗜好性がとても高く、もともと食が細かったり食欲が落ちているワンちゃんでも食べてくれることが多いです。

しかし値段が非常に高いので主食として続けるのは難しいです。また、保存がきかないので一度開封してしまうと冷蔵庫で保管してもその日のうちか、遅くても次の日までに使い切らないといけません。

またドライフードは乾燥しているので食べかすが歯に付きにくいですが、半生ウエットタイプは歯にくっつきやすいので虫歯や歯周病の原因になることがあるので食べた後のケアをしっかりする必要があります。

普段の主食はドライフード、時々の贅沢やご褒美、食欲低下の時にはウエットフードをあげるといった使い分けがいいのかなと思います。

ライフステージ別での分類

犬のドッグフードは成長段階に合わせて選ぶ必要があります。

総合栄養食の場合は、適用となる成長段階が一緒に表記されています。

例)総合栄養食 成犬用 など

全ての成長段階に対応している全成長段階用(オールステージ)のタイプもあります。

    

画像出典:楽天

妊娠期/授乳期用

生後4週齢前後まで。
犬の母乳の成分をもとにした粉ミルクや液状のミルクです。

子犬用

だいたい生後1歳までの子犬用ドッグフード

缶詰に入ったペースト状のタイプ、粉末状、フレーク状のもの、ドライタイプがあります。

生後8週齢前後までは離乳食としてペースト状のものか、フレークやドライフードをお湯でふやかしたものを与えます。

それ以降は徐々にドライフードに切り替えていきます。

→子犬の食事の与え方

製品には幼犬・成長期用、子犬用、グロースなどと表示されており、発育に必要とされるビタミン、ミネラルとアミノ酸などが強化され、十分なタンパクや脂質などが取れるように設計された栄養総合食となっています。

成犬用

1歳から6~8歳前後まで(個体ごとで異なる)。
成犬用と表示されています。成犬用は一番種類が豊富で様々な特徴のものがあります。

高齢犬用

6~8歳以降から。

高齢犬用、シニア犬用などと表記されています。

犬の寿命が長くなったことで現在研究開発が進められている領域のフードです。

運動量や代謝が低下するので低脂肪・低カロリーのもの、身体機能の低下に配慮して栄養配合を調整したもの、特定の栄養素をおぎなうために機能性原料を加えたものなど様々なものがあります。

全成長期段階用

全ての成長段階で必要な栄養量を満たしているものです。

ドライフードの場合、消化機能が未発達な幼犬、歯や胃腸が弱ったシニア犬ではふやかしてあげるなどの工夫が必要ですが、食べ慣れたもの、気に入ったものをずっと食べ続けられるというメリットがあります。

その他の分類

法律による正式な分類というわけではありませんが、使われている主原料での分類、無添加ドッグフード、オーガニックドッグフード、プレミアムドッグフードなどといったものがあります。

  

画像出典:楽天、モグワン、ファインペッツ

主原料での分類

・肉ベースのもの

主にチキン、ラム、鹿肉、パイソン、アヒル肉、カモ肉などの肉類が主原料となっている

・魚ベースのもの

主にサーモン、ニシン、タラといった白身魚、いわしなど青魚が主原料となっている

・穀物不使用のもの

小麦、とうもろこし、米などの穀物を原材料に使っていないグレインフリー

パッケージやメーカーのサイトを見るとそのドッグフードに使われている原材料が記載してあります。

入っている割合が多いものから順番に書いてあり、品質の高いドッグフードは肉や魚の割合が多く、穀物の割合は低くなっています。

犬は肉や魚といった動物性たんぱく質の消化はとても得意なのですが、穀物の消化が苦手という特徴があります。あまり穀物の割合が多いと必要な栄養素を吸収できなかったり、胃腸に負担をかけて消化不良を起こすこともあります。

近年では食物アレルギーを持つ犬が多くなっています。

肉にアレルギーがある場合は魚ベースのもの、魚にアレルギーがあれば肉ベース、穀物アレルギーならグレインフリーといったように使い分けるといいでしょう。

また、人間がそのまま食べることができる材料をヒューマングレードと言い、安心の基準となります。

無添加ドッグフード

無添加ドッグフードとは一般的に香料や着色料、甘味料などの人工添加物保存料を使用しないで作られたドッグフードのことを指します。

ただし、無添加の表記には明確なルールがなく、どれか一つでも不使用なら「無添加」と表記することができます。

例えば、着色料を使用していなければ「(着色料)無添加」になります。

メーカーのサイトやパッケージに書かれた原材料をよく見て無添加の表記に惑わされないようにしましょう。

100%無添加なら安心ですが、念のためにそのメーカーに問い合わせてみれば一番確実ですね。

オーガニックドッグフード

オーガニック認証を取得した原材料で作られたドッグフードです。

オーガニックの認証はそれぞれの国によって基準が異なり、日本よりも海外のほうが厳しい基準であることが多いです。

ただし原材料全てがオーガニック素材の場合もあれば、チキンのみがオーガニックというものもあります。

また、オーガニック材料を使っていても無添加とは限らないことも注意が必要です。

プレミアムドッグフード

一般的には、新鮮で良質な原材料を用いて、副産物人工添加物保存料を一切使用していない高品質なものドッグフードのことを指します。

先に紹介した、動物性たんぱく質が豊富でグレインフリーのものや無添加ドッグフード、オーガニック素材を使ったものはプレミアムドッグフードと呼ばれ、価格は高めですがとても品質が良く、安心して愛犬に与えることができます。

ただしプレミアムドッグフードと名乗ることに明確なルールはありませんので、中にはそれほど品質が高くないにもかかわらず値段だけが高いものがあるので注意が必要です。

もしもプレミアムドッグフードを選ぶなら、「使っている原材料がはっきり明記されている」、「肉や魚といった動物性たんぱく質が豊富に使われている」、「穀物の量が少なめ、あるいは穀物不使用のグレインフリー」、「不要な添加物、化学的な保存料が入っていない」などをチェックしましょう。

まとめ

法律が変わったことや、メーカーの自主規制によってドッグフードの品質は向上していますし、ドッグフード先進国の海外メーカーの製品も手に入りやすくなりました。

それでも利益だけを重視し、品質があまり良くないフードも少なくありません。

大切な家族である愛犬が健康に暮らしていくために、しっかり栄養がとれる食事をさせてあげたいですよね。

やはり犬の食事の基本はドッグフード。

たくさんの種類の中からそのワンちゃんの体質や好み、健康状態に合わせて選べるように、ドッグフードに興味を持って頂けたらいいなと思います。

原材料・成分表からドッグフードを選ぶポイントをまとめた記事もありますのでよろしければご参照ください。

ココたん
最後までご覧いただきありがとうございました。
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