穀物は犬の体に悪い?グレインフリードッグフードがそんなにいいの?

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価格が安いドッグフードにはトウモロコシ、麦、米、大豆などの穀物類が大量に使われています。

そういう穀物類をグレインと言います。

その一方で、穀物類が入っていないものがグレインフリードッグフードです。

プレミアムドッグフードはグレインフリーのものが多いですね。

ドッグフードを比較するサイトでは「グレインは悪、グレインフリーじゃなきゃ絶対ダメ」という言い方をしています。

でもそういうサイトは「高いドッグフードを買って欲しい~」という魂胆が見え見えな気もします。

本当に穀物は悪い物なのでしょうか?

今回は犬と穀物の関係やグレインフリードッグフードのメリットについて解説していきます。

犬は肉食に近い雑食系

遠吠えするオオカミ

犬の祖先はオオカミです。

オオカミは肉食で、大好物は鹿などの草食動物です。

そして「オオカミは肉食だから犬も肉食」と言われています。

実際に犬の歯はオオカミと同じように肉を引きちぎる形状ですし、消化器官は草食動物の1/3の長さしかなく、穀物を食べたり、消化するのはあまり得意ではありません。

でもオオカミは完全な肉食ではないんです。

草食動物を仕留めると、丸ごと食べてしまいます。

丸ごとと言うのは、お肉の部分も内臓も骨も全部です。

当然草食動物の胃袋には草葉や木の実、穀物などが消化された状態で入っています。

オオカミはその胃袋も全部食べてしまいます。

つまり、間接的ですが穀物を食べていることになります。

お肉以外まったく食べないという訳ではないんです。

ちなみに獲物が獲れない時には、少しですが果物や木の実を食べることもあります。

やっぱり空腹には勝てませんもんね。

ディンゴ

ちなみにオーストラリアなどに生息している「野生犬」ディンゴは何を食べているかと言うと…

ネズミ、ウサギ、ワラビー、魚、鳥、爬虫類等、果物、木の実などで、お肉が中心です。

犬とオオカミの食性はほぼ同じなので『犬は肉食で時々雑食』ということになります。

<オオカミに一番近い犬はどれ?>

オオカミのDNAと一番近い犬はどれだと思いますか?

「見た目的にシベリアンハスキー?」という方も多いと思いますが、なんとなんと、柴犬なのです。

オオカミのDNAに近い犬種

1位₋柴犬 2位₋チャウチャウ 3位₋秋田犬

シベリアンハスキーは7位ということです。

意外ですね。

犬は穀物が消化できない?

ご飯を食べる柴犬

小麦などの穀物は食物繊維が豊富に含まれています。

少量であれば消化不良になることもなく、身体に負担になることはありません。

ところが…

低価格なドッグフードには、犬の健康を考えているというよりも、”かさ増し”のために粗悪な穀物類がたくさん使われています。

小麦やトウモロコシは材料費がとても安く済みます。

数字上は栄養がありますし、カロリーもあるのでそれでドッグフードの基準を満たすことができます。

ですが犬の消化器官は動物性たんぱく質を分解しやすくできています。

お肉中心の食事をしなければいけない犬には、穀物中心のフードは負担が大きすぎます。

残念ながら利益を優先するために犬の健康を無視したドッグフードがたくさんあるのが現実です。

穀物はアレルギーになりやすい?

上を見上げる柴犬

小麦、大麦、ライ麦などの麦類に含まれるグルテンはアレルギーを引き起こしやすいと言われています。

でもアレルギーの原因になる食べ物は穀物だけでありません。

牛肉、鶏肉、乳製品、鶏卵でもアレルギーを起こします。

肉を中心にあげているからアレルギーの心配が少ないということにはなりません。

しかしながら、小麦、トウモロコシ、大豆のアレルギーを持っている犬は多い傾向にあります。

穀物類でアレルギーが出るならグレインフリーのものを、お肉がダメならお魚系というように、それぞれのアレルゲンによってドッグフードを選ぶ必要があります。

穀物中心のフードは太りやすい

指示棒を指す犬のイラスト

小麦・とうもろこし、米などの穀物には糖質が多く含まれます。

体の中で消費しきれない糖質は脂肪細胞に送られ、それが体の余分な脂肪となってしまいます。

「太る食べ物」では脂質を気にする方のほうが多いですが、実は脂肪になりやすいのは脂質よりも糖質なのです。

もともと動物性たんぱく質が必要な犬が、穀物が多く使われたドッグフードを食べると中性脂肪になりやすく、どんどん太ってしまいます。

グレインフリーには高品質のドッグフードが多い

指示棒を指す犬のイラスト

ドッグフードサイトに書いてある「グレインフリーこそ正義、それ以外は全部ダメ」というのは間違っています。

ワンちゃんの健康を真剣に研究して、あえて良質な穀物を使っている無添加ドッグフードもあります。

問題なのは、粗悪な穀物を主原料にしているドッグフードがたくさんあるということです。

原料費を抑えるために肉や魚をほとんど使わず、安い小麦やトウモロコシを大量に使っているフードでは丈夫な身体を作れません。

それとは反対に、犬の身体の特徴を考え、犬が本来必要としている食事として生まれたのがグレインフリードッグフードです。

穀物を使わなければ、その分お肉やお魚の割合が増えますよね。

ですので、贅沢な材料を使っているプレミアムドッグフードにはグレインフリーのものが多いのです。

ドッグフードは原材料の品質を見て選ぶ

・犬は肉食だけど穀物がまったくダメという訳ではない

・穀物が多すぎると消化吸収に負担がかかる

・穀物が多いと太りやすくなる

・犬に必要な栄養を考えて穀物を入れてあるドッグフードもある

・コストを抑えるために粗悪な穀物を大量使っているドッグフードが多い

ドッグフードで重要なのは原材料の品質です。

例えば商品名に〇〇チキンという名前がついていても生の鶏肉を使っているものもあれば、添加物でチキン風味にしているものもあります。

ドッグフードを選ぶ際はかならず裏面の原材料の項目をチェックしましょう。

犬の健康でもっとも重要なのが「毎日何を食べているか」ということです。

大切な愛犬とはずっと元気でいてほしいですよね。

食事を管理してあげられるのは飼い主さんだけですので、愛犬の体質ににぴったり合ったフードを選んでください。

最後までありがとうございました。

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