【日焼け止めを塗っても焼ける理由】焼けやすい人が黒くならない5つの方法

紫外線を浴びすぎるとシミ・そばかす、くすみ、乾燥、たるみなどあらゆる肌トラブルの原因になります。

それだけでなく、行き過ぎた日焼けは悪性黒色腫という非常に悪性な皮膚がんのリスクを3倍に高めるというデータもあるので注意が必要です。

みなさんは日焼け止め対策を万全にしていると思いますが、「日焼け止めを塗っても焼ける」「すぐに黒くなる」とお困りの方も多いのではないでしょうか?

皮膚科医 杉下先生
日焼け止めをしっかり塗っていても、なぜか焼けてしまうのには生まれつきの体質が関係しています。

そこで今回は、日焼け止めを塗っても焼けてしまう原因と対策について紹介していきます。

日焼け止めの正しい塗り方

みなさん日焼け止めを使っていると思いますが、もう一度正しい塗り方をおさらいしておきましょう。

日焼け止めクリームは薄い膜を作るようにして全体に塗ります。

力を入れてすりこむようにすると、かえって塗りムラができてしまいます。

塗る量が少ないと効果は激減してしまうので、説明書にある使用量をきちんと守るようにしましょう。


画像出典:WELEDA

日焼け止めを顔に塗る時のポイント

顔の中央から外側に向かって、指で優しく置き、押しながら広げましょう。

耳・首・デコルテまで塗り残しのないようにしましょう。

画像出典:WELEDA

日焼け止めを体に塗る時のポイント

クリームを肌の上にストロー幅の線状に出します。

縦に伸ばすのではなく、塗り残しのないようシワにあわせて横方向に塗り広げましょう。

日焼け止めを塗り直す時のポイント

効果を持続させるためには、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。

それ以外にも次のことを注意しましょう。

①汗をかいたり、タオルで拭いた後、長時間泳いだ後などは、必要に応じて塗り直す。
②紫外線に敏感な人や、日焼けしやすい肩・胸・額・鼻・ほお骨などの部位は、状況に応じてつけ直す。
③肌が濡れている時は、しっかりと水気をとってからつけ直す。
④タオルで強く拭いた後などは、必ずつけ直す。

日焼け止めを塗っても焼けるのはなぜ?

皮膚科医 杉下先生

日本人は3種類の肌質があり遺伝的に決まっています。

3種類の肌質は、それぞれ紫外線に当たった時に肌がどうなるかが異なり、日焼けしやすいタイプがあります。

3種類の肌質タイプ

① 赤くなって黒くならない肌質の人

日焼けをすると肌が赤くなりますが、黒くはなりません。

肌は色白で色白タイプといわれています。

日本人の16%がこのタイプです。

② 赤くなってから黒くなる肌質の人

多くの日本人がこのタイプですが、日焼けをすると適度に赤くなってそれから黒く変色していきます。

③ 赤くならずにすぐ黒くなる肌質の人

肌が赤くならずにすぐに黒くなってしまうタイプで、日焼けをしやすい人です。

日本人の中では14パーセント程度です。

このように、肌が焼けやすい人とあまり焼けない人というのは、生まれた時から決まっています。

また、紫外線に敏感で、日光に当たると酷い炎症を起こしたり、日光疹が出てしまったりする方もいらっしゃいます。

体質自体を変えることは難しいので、日焼け止めクリーム以外の対策をしっかり取り入れましょう。

日焼け止めクリーム以外の紫外線対策

日傘・帽子・サングラスを使う

目が紫外線にさらされることで、脳が「体を守って」という指令を出し、メラニン色素を出すメカニズムがあります。

UVカットの日傘・帽子・サングラスを使用し、日差しと紫外線を防ぎましょう。

UVカットのサングラスの寿命は3~5年なので、古すぎると効果がない可能性があります。

皮膚科医 杉下先生
私の患者さんで、まったく屋外に出ない事務職なのに日焼けするという方がいらっしゃいました。

よくよく話を聞くと、その方の座っている席から外の太陽がよく見えたそうです。

直接日差しを受けなくても、目が眩しさを感じると日焼けしてしまいます。

また、日焼けだけに限らず、目に多くの紫外線を浴びると、ドライアイや充血などの眼病の要因にもなります。

さらに紫外線は視力低下を引き起こす「白内障」「翼状片」「瞼裂斑」のリスクを高めますので、サングラスで目を保護するのは非常に重要です。

肌を保湿する

日頃から肌の保湿ケアが出来ていると、バリア機能が高まり、日焼けしにくくなります。

また、日焼けしてしまった時もすぐに保湿することで肌ダメージの無効化や、回復が早まる効果があります。

日焼けしにくい食べ物を摂る

紫外線は皮膚にダメージを与えるだけでなく、体内に大量の活性酸素を発生させます。

活性酸素はもともと体内に存在するものですが、急激に大量に発生すると細胞を傷つけて疲労物質を生み出したり、細胞の老化を早めてしまいます。

このような紫外線ダメージに対して特に摂りたい栄養素は、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、リコピンなどの抗酸化作用のある成分です。

ビタミンC

イチゴ、アセロラジュースなど

ビタミンE

アボカド、ナッツ類など

βカロテン(ビタミンA)

ニンジン、鶏レバーなど

リコピン

トマト、ニンジン、スイカなど

皮膚科医 杉下先生
例えばリコピンを1日あたり『15mg』摂ることで、紫外線対策効果を得ることができると言われています。

トマトジュースなら約コップ1杯分となります。

さらにビタミンEを併用すると、相乗効果が得られます。

日焼けしやすくなる食べ物は?

オレンジやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘類に含まれる『ソラレン』という成分は、紫外線を浴びるとメラニンを生成します。

朝は柑橘類を摂り過ぎないようにしましょう。

ストレスを減らし、良質な睡眠をとる

ストレスを減らし、十分な睡眠をとることで肌のバリア機能が高くなります。

飲酒やタバコは適量ならストレス発散になりますが、度が過ぎると逆に身体にとってストレスになり、細胞の回復を妨げるので注意してください。

飲む日焼け止めサプリメントを併用する

日焼け止めサプリは、『ニュートロックスサン』や『ファーンブロック(PLエキス)』という、日焼け止め効果が実証された成分が入った飲むタイプの日焼け止めです。

紫外線による肌ダメージを軽減するだけでなく、活性酸素を抑える作用も期待できます。

皮膚科医 杉下先生
日焼け止めサプリは皮膚科で処方してもらえますが、保険は適用されません。

処方薬ではなく、ドラッグストアやインターネットで同じものが購入できます。

ご自分の気に入ったものを選ばれていいかと思いますが、日焼け止め成分だけでなく、ビタミンCやリコピンなどの抗酸化成分がたくさん入ったものがおすすめです。

世界80か国で愛用されているヘリオケアが有名ですが、インナーパラソルホワイトヴェールは日本製なので安心感があります。

特にホワイトヴェールに関しては、初めて日本国内における臨床試験で、日焼け防止効果が認められました。(※これで日本人に対する効果が実証されたということです。今まではスペインのみでの試験でした。)

注意しなければいけないのは、飲む日焼け止めサプリだけ飲んでいれば、日焼けが防止できるわけでなないということです。

あくまでも他の対策と併用して効果を高めるものです。

まとめ

日焼け止めを塗っているのに焼けてしまうのは、日差しに敏感に反応する体質が関係しています。

紫外線を必要以上に受けると肌のダメージだけではなく、活性酸素が増えて老化を進めたり、皮膚の悪性腫瘍のリスクを高めることもあります。

体質自体を変えるのは難しいですが、日焼け止めクリーム以外の対策で日焼けを抑えることが重要です。

⇒敏感肌でも肌荒れしない。無添加・低刺激で効果抜群の日焼け止め8選

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