犬の体にいい食べ物ってなに?犬を健康にする食材やドッグフードとは?

ごはんを待つ2匹の柴犬

飼い主さんはみんな、愛犬に元気で長生きしてほしいと思っていますよね。

そこで気になるのが「犬にいい食べ物」です。

犬の健康に良くて、愛犬がいつまでも元気でいれるような食べ物とはいったいなんでしょうか?

犬の食べ物でよく言われるのが、

「犬の祖先のオオカミは肉食だから肉が大事」

「犬は肉食だから穀物はいらない」

「犬に塩分や糖分はいらない」

などですが、これらは本当なんでしょうか?

このページでは犬の身体に良い栄養や食べ物についてわかりやすく紹介していきます。

アザラシココたん前半は犬の祖先オオカミの食事について書いてあります。

すぐに犬の食事について見たい方は目次から選んでください。

犬の祖先は何を食べていた?

犬の祖先はオオカミ?

オオカミ

そもそも犬の祖先はどんな動物なんでしょうか?

犬の起源については諸説ありますが、現時点では犬の祖先はオオカミであるという説が一般的です。

人間がオオカミを家畜化して犬という動物が誕生したと考えられています。

ディンゴ

↑フレーザー島に生息する野生犬のディンゴ

「犬の先祖はオオカミである」という説以外にも、オーストラリアに生息している野生犬の”ディンゴ”とオオカミが交配して誕生したなどの説もあります。

参考:【ディンゴ】柴犬そっくりなオーストラリアの野生犬!日本でも飼育されていた⁉

ですが、遺伝子的にも動物の行動学的にも、オオカミ以外の関与が少ないため、オオカミが犬の祖先であるという説が最も有力とされています。

オオカミは何を食べているの?

タイリクオオカミ

画像引用:Wikipedia

オオカミは住む地域によって大きさが違います。

体格の大きいオオカミは、自分の体重の何倍もの重さがあるヘラジカ、トナカイ、バイソン(野牛)を集団で捕まえて食べます。

体格の小さいオオカミは、ネズミ、うさぎ、モーマットなどの小動物を食べます。

餌の少ないときには魚や爬虫類、両生類、死肉なども食べますし、リンゴやなどの果物も少し食べます。

鹿がたくさんいる地域では鹿肉が大好物ですが、鹿が少なくなる秋には川でサケを捕まえて食べることがわかっています。

ココたんの顔オオカミは肉食で、様々な草食動物や魚、時々果物などを食べているということですね。

秋にはサケを食べるとは豪華です。

野生犬のディンゴは何を食べる?

魚を捕まえるディンゴ
↑海で魚を捕まえるディンゴ

ディンゴは肉食に近い雑食で、ネズミ、ウサギ、ワラビー、魚、鳥、爬虫類等、果物、木の実、動物の死骸などを食べます。

オーストラリアのフレーザー島のディンゴは魚が大好物です。

上の画像のように海で魚を獲って食べることが多いです。

オオカミはちゃんと穀物も食べている

「犬に穀物はダメ」

「犬は穀物を消化できない」

と言われますね。

ではオオカミは野菜や穀物を食べないのでしょうか?

オオカミは捕まえた獲物のお肉の部分だけでなく、内臓や骨、皮、そして血液にいたるまで丸ごと食べます。

そしてこの時に、好んで食べるのが胃袋や腸です。

草食動物の胃袋には植物や穀物が消化された状態で入っています。

つまり、お肉だけでなく、消化された穀物や果物も食べているということです。

糖分やビタミンもとってます

しかも草食動物の胃袋で草木や穀物が消化される過程には、身体にいい細菌やたんぱく質、ぶどう糖、ビタミンなどが豊富に作られます。

だから胃袋は栄養満点なのです。

草食動物の中でも、反芻動物(4つの胃がある動物)の胃のことをトライプといい、自然の状態のグリーントライプは犬の健康食品として大変人気があります。

参考:【グリーントライプの効果と特徴】犬の腎不全に効く?臭いって本当?

塩分も補給しています

「塩は犬の体に良くない」

「野生だったころ塩なんて食べていなかった」

とか言われますが、それも間違いです。

先ほど書いたように、草食動物を捕まえて食べる時には血液も胃袋も一緒に頂きます。

そして血液や胃液にはたっぷり「塩分」が含まれているのです。

動物たちは生きていくために必要な塩分をちゃんと補給しているんですね。

じゃあ草食動物はどうやって塩をとるのかと言えば、土や草からです。

土や岩場には塩分が含まれている場所があって、そこをペロペロしたり、そこに生えている草を食べることで塩分補給しています。

オオカミはバランスの良い栄養をとっている

オオカミが獲物をとらえて、最後に食べるのが骨です。

骨を食べることで骨に含まれているカルシウムを補給することができますし、歯みがきの効果もしてくれます。

ココたんの顔こうしてみてくると、肉食のオオカミもかなりバランスのよい食事をしているのがわかります。

「犬には肉だけ与えていればいい」というのは大きな勘違いなのですね。

では犬にとってよい食べ物や栄養とはどんなものなのでしょうか?

犬にいい食べ物はコレだ!

犬の手作りごはん

犬も肉食系ですが、祖先のオオカミと同じようにバランスの良い栄養が必要です。

アザラシココたん肉だけじゃダメなんです!

オオカミの食性の研究や犬の生物学的な研究の結果、

犬にとって最適な栄養バランスは、

お肉・お魚 ⇒ 60%

野菜・果物 ⇒ 40%

と言われています。

お肉やお魚をメインにして、残りの4割を数種類の野菜や果物にしてあげるのが理想的です。

ただし、犬は食物繊維を消化するのが苦手です。

もしもお米や野菜、果物を与える時は「煮込む」「細かく刻む」などして、食物繊維を断ち切るように調理してください。

参考:愛犬がドッグフードを食べないなら「簡単な手作りごはん」はどうですか?

ココたんの顔それでは犬にいい食べ物を紹介していきます。

お肉

まずはなんと言ってもお肉です。

犬の筋肉も内臓も、骨も血液も、もちろん皮膚も被毛も全てたんぱく質で構成されています。

たんぱく質は丈夫な体を作り、代謝と免疫力を保つ大事な役割を果たす、最も大事な栄養素です。

1つのたんぱく質はたくさんのアミノ酸という物質からできています。

犬の場合、体内で作られずに、食べ物からとらなければならない必須アミノ酸が10〜12種類と言われています。

この必須アミノ酸をバランス良く含んでいるのが動物性たんぱく質、つまりお肉です。

お肉はアミノ酸のバランスの良さを示す「アミノ酸スコア」が100点の食材です。

しかも動物性たんぱく質は犬にとって消化しやすいので身体に負担がかかりません。

またお肉にはたんぱく質以外にも、

・ビタミンA

・ビタミンB1、B2、B6

・ビタミンC

・鉄

・亜鉛

などの栄養素がたくさん含まれています。

ココたんの顔肉と言ってもどんな種類がいいの?

という方もいらっしゃるかと思いますが、どの種類が優れているということはありません。

例えば、鶏肉は高たんぱくで低カロリー、牛肉は鉄分が多い、豚肉はビタミンが豊富、馬肉やラム肉はアレルギーになりにくく太りにくいなどの特徴があります。

レバーなどの内臓系には、たんぱく質の他に鉄分やミネラルが多く含まれます。

どのお肉もたんぱく質としては優れているので、ワンちゃんの好みやアレルギーの有無、それぞれの特徴に合わせて選べばOKです。

お魚

お魚もお肉と同様に優れた動物性たんぱく質です。

魚の場合もアミノ酸スコアが100点のものが多いです。

お魚には、

・ビタミンA

・ビタミンB群

・カルシウム

・DHA、EPA(オメガ3脂肪酸)

などが豊富に含まれます。

オメガ3脂肪酸とは、α-リノレン酸、DHA、EPAなどの総称で、人間や犬などの哺乳類は体内で生成できないものです。

そのためオメガ3脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、食べ物から摂取する必要があります。

犬にオメガ3脂肪酸を与えると、

・アレルギーの改善

・皮膚/被毛の健康効果

・皮膚炎の改善

・免疫力アップ

・傷を早く治す

などが期待できます。

特に皮膚と被毛の健康維持に重要な栄養素で、艶のある被毛、フサフサの毛並みには欠かせません。

また、オメガ3脂肪酸のDHAは脳の構成成分で、特にアルツハイマー病発症予防に有効であるという報告があります。

ココたんの顔魚の種類によって栄養の特徴が違います。

鮭にはビタミンA、ビタミンB群、カルシウム、マグロにはビタミンD、DHA、EPAが多いなどです。

ドッグフードにはサーモンと白身魚(ホワイトフィッシュ)がよく使われます。

皮膚トラブル、涙やけにはサーモン、下痢や消化不良のワンちゃんは白身魚(ホワイトフィッシュ)を使うのが一般的です。

さつまいも

さつまいもには脳のエネルギー源になる糖分、抵抗力を高めてくれるビタミン群、お通じを良くする食物繊維が含まれています。

カロリーも高めなので、食欲が落ちている犬にとっても良い栄養素となります。

生で食べても問題ありませんが、消化をよくするために、火を通して細かくしてから食べさせるようにしましょう。

参考:犬にさつまいもを食べさせても大丈夫?栄養・注意点・簡単レシピの紹介!

ブロッコリー

ブロッコリーには解毒作用や抗酸化作用などの身体に良い働きをしてくれる成分が入っています。

また免疫力を高めるビタミンCと食物繊維も豊富です。

大量に食べさせると甲状腺機能低下症や結石の危険があると言われていますが、よほど大量に食べさせない限りは全く問題がなく、栄養価が高く犬のごはんに取り入れたい野菜です。

ブロッコリーも茹でてから細かく刻んで与えてください。

参考:犬にブロッコリーを食べさせても大丈夫?栄養・注意点・簡単レシピの紹介!

にんじん

にんじんは身体の錆びつき(酸化)を防ぐβカロテンが豊富です。

βカロテンが体内で活性酸素を除去したり、必要に応じてビタミンAに変換されます。

ビタミンAは眼病予防、皮膚病予防に効果的です。

生のままでも大丈夫ですが、細かく刻むかすりおろすようにしてください。

茹でたり煮たりして食物繊維を分解すると消化吸収が良くなりますので、気になる方は火を通してから与えるようにしましょう。

参考:犬ににんじんを食べさせても大丈夫?栄養・注意点・簡単レシピの紹介!

大根

大根は生でも加熱しても食べることができる野菜のひとつです。

生ですりおろせば大根に含まれる消化酵素が、肉や魚などのタンパク質の組織を柔らかくしてくれる働きをします。

消化能力が落ちているワンちゃんのトッピングに大根おろしを少量加えてみるのもいいかもしれません。

大根の約90%は水分ですので、水をあまり飲んでくれない犬には、水分補給のために大根を使ったご飯を取り入れてみてはいかがでしょうか。

大根の葉っぱには根の部分よりさらに多いカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、そしてβカロテンが豊富に含まれます。

大根の葉っぱは火を通して細かく刻んでから与えてください。

参考:犬に大根を食べさせても大丈夫??栄養・注意点・簡単レシピの紹介!

オリゴ糖・乳酸菌

オオカミは草食動物の胃腸を丸ごと食べることで善玉菌を取り込み、腸内環境を整えています。

ですが、飼い犬はそのようなことはできませんので普段の食事で善玉菌を増やすしかありません。

乳酸菌は善玉菌の一種で、オリゴ糖は善玉菌のエサになります。

つまり乳酸菌を摂るのは善玉菌を直接増やすことで、オリゴ糖を摂るのは善玉菌に栄養を与えて元気にすることです。

どちらも犬の腸内環境のバランスを整えてくれる効果があります。

腸内環境を整えることは、犬の身体全体の健康を改善することになります。

毎日のお通じを良くするのはもちろん、免疫力を高めて病気に負けない身体を作ってくれたり、アレルギーや皮膚トラブル、毛並みにも大きく影響しています。

・乳酸菌を含む食べ物はヨーグルト、納豆

・オリゴ糖を含む食べ物はリンゴ、バナナ

です。

食品からとることも可能ではありますが、脂肪の量やカロリーも気になりますし、効率的に摂取したいなら、乳酸菌やオリゴ糖が配合されたサプリやドッグフードで摂るのが効果的です。

参考:【犬の便秘対策にはオリゴ糖が良い理由】犬の便秘の原因と対処法

犬にいいドッグフード

ココたんの顔ここに挙げた食材を使って手作りごはんを作ってあげるのは理想的です。

ですが実際には準備や栄養バランスの計算が面倒ですよね。

手作りごはんは休日などの時間があるときにして、普段はドッグフードをあげるのが現実的かと思います。

品質の高いプレミアムドッグフードなら栄養バランスが優れているので安心です。

でもプレミアムドッグフードはたくさんあって迷いますし、価格が高いのも気になります。

そこで犬にとって最適な栄養バランスで価格も丁度良いドッグフードを5つピックアップしました。

この5つは全て愛犬で試したことがあるので自信を持っておすすめできます。

この中から選べば失敗することなく良いフードを食べさせてあげることができますよ。

あなたの愛犬にぴったりのものをチョイスしてください。

① お魚系で選ぶならこれ⇩

⇒ピナクルトラウト&スイートポテトのレビューはこちら

② ラム肉で選ぶならこれ⇩

アランズドッグフード
アランズナチュラルドッグフード

アランズの実食レビューはこちら

③ チキンで選ぶならこれ⇩

カナガンドッグフード
カナガンドッグフード

カナガンの実食レビューはこちら

④ 大粒タイプで大容量ならこれ⇩
ネルソンズドッグフード
ネルソンズドッグフード

ネルソンズの実食レビューはこちら 

⑤ ウェットフードで選ぶならこれ⇩

冷蔵庫で保存できるチルドフードButch(ブッチ)

Butch(ブッチ)の実食レビュー

犬にいい食べ物のまとめ

笑顔の柴犬

犬の祖先である野生のオオカミは意外にも栄養バランスの良い食事をしているんですね。

愛犬がいつまでも長生きできるように栄養たっぷりでバランスの良い食事を与えたいものです。

ココたんの顔最後までありがとうございました。

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