どうも、柴犬のココたんです🐾
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にんじんは犬に与えても問題のない食材です。
犬の体の害になる成分は含まれていませんので安心して与えることができる食材です。
ただし、ヨモギやシラカバにアレルギーがあるワンちゃんが食べるとアレルギー反応が出ることがあるので注意してください。
にんじんは硬いので、できれば火を通して与えるようにしますが、生のままでも問題はありません。
生で与える場合にはすりおろすか、細かく刻んで消化しやすくしてあげましょう。
(皮つきのままでも大丈夫です。)
にんじんの含まれるβ-カロテンは、油に溶けやすい脂溶性ビタミンなので、油といっしょに調理することで吸収力があがります。
ところで昔のにんじんは少し苦かったですよね?
以前は独特の苦みで子供が嫌いな食べ物の代表でしたが、近年では品種改良や栽培方法の変更などにより、甘さを追求したものが多く食べやすくなっています。
★にんじんを選ぶポイント★
全体的に赤みが濃く鮮やかで表皮がなめらかなものを選びましょう。
また、茎の切り口の軸の部分が小さいもののほうが芯まで柔らかくておいしいです。
切り口が茶色に変色しているものは収穫から時間が経っていることを表します。
一方、4-9月に出回るにんじんは、収穫までが早いので軸の色が緑色のものが新鮮です。
どの季節のものでも茎の切り口に黒ずみがなくみずみずしいものを選びましょう。
今回は、にんじんに含まれる栄養や期待できる健康効果と、与える時の注意点、簡単レシピをまとめました。
犬ににんじんを食べさせても大丈夫?
にんじんは犬が食べても大丈夫な野菜です。
なるべく火を通して小さくするか、
生のままなら細かく刻むかすりおろして与えます。
<にんじんを使った犬の手作りごはんレシピ>
★にんじんを保存する時には★
にんじんは、湿気に弱いので冷蔵庫で保存する場合には新聞紙などで包むと長持ちします。
新聞紙はにんじん自体の乾燥も防いでくれます。
冬など寒い季節は新聞紙にくるんだり、箱のまま冷暗所においておいても大丈夫です。
葉っぱが付いている物は、葉の部分を根もとから切り落とし、葉の部分と根の部分を別々に保存しましょう。
りんごと一緒に保存すると苦みが出やすくなります。(りんごのエチレンガスのせいで)
冷凍保存する場合は、調理しやすいようにスライスや細い棒状に切って保存袋などに入れて冷凍します。
犬にニンジンジュースを飲ませて大丈夫?
にんじん100%で砂糖が入っていないものなら大丈夫ですが、食物繊維が多いのでたくさん飲ませると下痢や嘔吐の原因になります。
大量に与える人はいないと思いますが、ガブガブ飲ませないようにしましょう。
にんじんを犬に与える時の注意点は?
はじめにも書きましたが、ヨモギやシラカバにアレルギーがあるワンちゃんがにんじんを食べるとアレルギー反応が出ることがあるので注意してください。
にんじんが良くない病気や飲み合わせの悪い薬はありません。
また、ビタミンAの過剰摂取を気にしている方がいらっしゃいますが、にんじんのβ-カロテン場合はカルテノイドという物質で、必要な分だけビタミンAに変換される優れものなので心配はありません。
にんじんの栄養と期待できる健康効果
にんじんM1本146gあたりの主な栄養成分
カロリー | 54㎉ | ビタミンE | 0.73㎎ |
たんぱく質 | 0.88g | ビタミンB6 | 0.16㎎ |
脂質 | 0.15g | 葉酸 | 33.58μg |
炭水化物 | 13.14g | カリウム | 394.2㎎ |
ビタミンA | 992.8μg | カルシウム | 39.42㎎ |
にんじんには免疫力や皮膚の健康に重要なβ-カロテンという成分がたくさん含まれています。
β-カロテンは皮のすぐ内側に多いので、皮をなるべく薄くむくようにするか、皮ごと料理したほうが効果的に栄養をとることができます。
1.皮膚や被毛、目の健康、免疫力
にんじんに豊富に含まれるβカロテンは病気に対する免疫力を高める効果が期待できます。
β-カロテンは犬の体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜、目の健康維持、喉や肺など呼吸器系統を守る働きもあると言われています。
2.アンチエイジング
にんじんに含まれるビタミンAには抗酸化作用がありますので、日頃のストレスや酸化した食べ物によって体が錆びつく(酸化する)のを防いでくれたり、錆をとってくれる働きをします。
体の酸化によって老化が早まると言われていますので、成犬~シニア犬のアンチエイジング食材としても最適ですね!
飼い主さん用のにんじんレシピ
β-カロテンが豊富で、油と一緒に摂ると吸収率がよくなりますので、定番のきんぴらにんじんやかきあげなどの油を使う料理で食べると良いです。
一番簡単なのは、”にんじんしりしり”という沖縄料理です。
【材料】
にんじん、塩、こしょう
【作り方】
1.にんじんを千切りにする(ピーラーでスライスしても簡単です)
2.フライパンで炒める
3.にんじんの水気がとんだら塩、こしょうで味付けして完成
4.お好みで溶き卵やツナ缶を入れても美味しいです!
にんじんグラッセをたくさん作って冷凍保存しておくと、お弁当のおかずとしても使えて便利です。
【材料】
にんじん、砂糖、バターかマーガリン
【作り方】
1.にんじんの皮をむき、食べやすい大きさに切って面取りする
2.熱湯でにんじんが柔らかくなるまで茹でる
3.鍋にバター・砂糖を入れ、弱火にかけ砂糖を溶かす。
4.茹でたにんじんを加え、バターがなくなる程度までしっかりからめて完成
「犬ににんじんは大丈夫?」のまとめ
・にんじんを犬に食べさせる時は小さく切って消化しやすくする
・油で炒めるとビタミンAを吸収しやすくなる
・にんじんは皮膚や被毛、粘膜や目の健康維持、抗酸化作用が期待できる
・ヨモギやシラカバにアレルギーがある犬はアレルギー反応に注意する
最後までありがとうございました。
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