【ジーンズの色落ち】ウエアハウスダッグディガーDD14のディテール

どうも、デニム大好き柴犬のココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます👖

今回ご紹介するジーンズはダッグディガーDD14(RAILROADER TYPE1)です。

このジーンズは「1870年代に閉山した鉱山から見つかった ワークウエアの端切れを繋ぎ合わせて再現した、 ジーンズとしては最古に近いパンツ。 」というコンセプトで、ウエアハウスが2008年に販売しました。

旧式シャトル機で織られた14oz(セルビッチ付き)の酸化デニムをオールシングルステッチ縫製で仕上げてあります。

シンチバック、鉄製サスペンダーボタン、ベルトループが装備されていますが、一番の特徴は片側だけのバックポケット。

妙にアンバランスなのですが、これが穿いてみると気になりません。

股上が浅めで全体的にスッキリしたシルエットなのも気に入っています。

私の記憶ではあまり人気がなかったと思いますが、個人的にはかなりお気に入りの逸品です。

ダッグディガーDD14のディテールと色落ち

これはジャストサイズで穿いています。

まだそれほど穿きこんでいないので色落ちは少なく、あまりヒゲもついていません。

ポケットのデザインとサスペンダーボタンが目立ちますが、ウエストバンドの幅(高さ)がかなり狭いのも特徴です。

膝裏にしわができていますがハチの巣のような色落ちはしていません。

シンチバックと片側だけのバックポケットが目立ちます。

バックポケット周りは装飾のような補強がされています。

リベットはありません。

深めだけど入れやすいデザインで財布の出し入れが超スムーズです。

逆に言えばスリに遭いやすい??

パッチはリネンパッチです。

馬じゃなくて人間がジーンズを両側から引っ張っているのがかわいいです。

「ネバダ」と書かれてあるのでネバダ州で発掘されたリーバイスを意識したものかもしれません。わかりませんが💦

ウエストにはシンチバックが付いています。

調節はしたことありませんが、2本針で尖ったピンがついています。

続いてフロントポケットです。

フロント周りもリベット補強はなく、装飾のような生地で補強がされています。

右側のフロントポケットにはコインポケットのようなものが付いています。

ただし口がとても小さいので、一度入れたら二度と取り出せない感じです。

でも、本物の1870年代のジーンズにこのようなコインポケットがついているのを写真でみたことがあります。きっと何か用途があったのでしょう。

懐中時計とか?あれならチェーンがついてるので取り出せるかもしれませんね。

フロントのトップボタンです。

文字は全く入っていません。

鉄製のドーナツボタンで、サスペンダーボタンとまったく一緒です。

鉄製で半年くらいで錆びてきました。

あえて錆びやすくなっているのかもしれません。

裏側も青錆びが出ていい感じです。

もちろんボタンフライなのですが、ボタンは2つだけです。

フライボタンはちょっとだけ小ぶりになっています。

股下には補強がしてあります。

穿いているとちょっとごわつくのですが、それほど気になりません。

この部分にもアタリがつくので色落ちマニアには嬉しいポイントでしょう。

アウトシームは割縫いではないのですが、

裏を見るとちゃんとセルビッチが見えます。

橙色のラインではないので、赤耳というより橙耳って感じです。

これは何縫いっていうのでしょうか?

後で調べておきます。

ベルトループは簡素な作りでペラペラです。

中央の盛り上がりはありません。

「縫製技術や生地の強度が未熟だった時代のディテール」というコンセプトですが、同じ時代のリーバイスを見るともっと簡素な縫製にリベット補強しただけって感じですよね。

実際はこんなに凝ったデザインは出来なかったように思えますが、それでもノスタルジックな雰囲気を十分に感じられるお気に入りのジーンズです。

その他のデニム関連の記事はこちらです

⇒【ジーンズの色落ち】オーバーサイズで穿いたダブルワークスDW5P

⇒【ジーンズの色落ち】ウエアハウス1001XX WWⅡ500本限定の大戦モデル

ココたんデニムのジーンズ用語集

セルビッチ

デニムの外側にある縫い目の耳部分のこと。

旧型の織機でデニム生地を織る際に、生地端のホツレを無くすために付けられたものです。

耳に赤いステッテが入っていることから、通称「赤耳」と呼ばれます。

シンチバック

シンチベルトや尾錠とも言います。

ジーンズの背面に付けられたベルトで、ウエストを調節する機能を目的に考案されたディテールです。

フィット技術が未熟だった時代は、ジーンズだけでなくスラックスなどボトムス全般に付けられていました。

古いデニムジャケットにも付いています。1940年代中頃から徐々に廃止されていきました。

サスペンダーボタン

サスペンダーを付けるためにウエストバンドに取り付けられたボタンのことです。

ベルトループの誕生以前、またフィット性が不完全だったワークウエアの時代のジーンズに多く見られます。

当時のジーンズは、スラックスの上からはくオーバーパンツとしても使用され、大きめのものをサスペンダーで吊してはいたとも言われています。

ヒゲ

フロントの股の付け根にできる色落ちの線のこと。

線がヒゲのように見えるためにこのように言われます。

ジャストサイズで穿いたほうが、濃淡のコントラストが強いヒゲができます。

ウエストバンド

ジーンズのウエストをホールドするベルト状の部分のこと。

フロント部分には、トップボタンが付けられ、周囲にはベルトループが縫いつけられる。

ベルトループがウエストバンドに付けられるまでは、サスペンダーボタンが付けられた部分でもあります。

ハチの巣

デニムのひざ裏にできる色落ちのこと。

ハチの巣に似ている?ことからこうよばれます。

やはりジャストサイズで穿き込んだほうが、濃淡のはっきりしたハチの巣ができます。

リベット

ジーンズのポケットなどを補強するためにつけられている金具のことです。

銅製(カッパーリベット)だと経年変化で酸化して黒ずんでいき、良い味の一つとなります。

コインポケット

ジーンズの右フロントポケット部分につけられる小さなポケットのことです。

最初は懐中時計を入れることが多いことからウォッチポケットと呼ばれていました。

腕時計が普及すると小銭を入れるポケットとして、コインポケットという名前になりました。

ドーナツボタン

ボタンの真ん中に穴が空いているボタンで、ドーナツに似ていることからそう名付けられました。

ホールの奥には、ボタンを留めるツメが固定されているのが見えます。

ボタンにはブランドの名前が書いてあるオリジナルのものが多いのですが、第2次世界大戦中は軍需生産を優先することからその行程を省き、どのブランドにも月桂樹の既製品が使われました。

月桂樹ボタン

ボタンフライ

パンツの前立て部分を、ボタンで開閉するようにした仕様を指します。ジーンズだけでなく、ジッパーが誕生する以前は、スラックスなどすべてがボタンフライでした。

アタリ

デニムの出っ張った部分が擦れて色が落ち、白っぽくなっていること。

擦れて色が落ちる=アタリがつく(アタリが出る)

穿き方、使用環境によってアタリのつき方がかわるのがデニムの面白いところです。

アウトシーム

デニムやパンツの外側の縫い目部分のラインのこと。

ヴィンテージジーンズやレプリカジーンズではセルビッチが使ってある側の縫い目ラインです。

内側の縫い目部分はインシームといいます。

ベルトループ

ベルトを通すループのことです。

真ん中の部分が盛り上がって、立体的なベルトループだとアタリがキレイにつきやすくなります。

ベルトループだけ縫い糸の色が違ったりして、小さいパーツですがメーカーの特徴が出ます。

最後までありがとうございました👖


ページトップ