子犬が散歩で歩かないのはなぜ?子犬のお散歩トラブルの原因と対処法

こんにちは、柴犬のココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます🐕

ワクチン接種が終わり、ようやくお散歩デビューできると思って外に連れ出したのに「全然歩いてくれない!」

そんな風に嘆いている飼い主さんは少なくありません。

家の中という閉ざされた空間から広い屋外に出れば、解放感いっぱいに元気に走り回る姿を想像しますが、必ずしもすべての子犬がそうなるとは限りません。

実は子犬の時期には散歩で「少し歩いてはすぐに止まる」あるいは「まったく歩いてくれない」というケースがたくさんあるのです。

ですので「うちの犬ばっかりどうして?」と不安に思わなくても大丈夫です。

ここでは子犬が散歩で歩かない理由や、子犬の散歩で起こりやすいトラブル、トラブルへの対処法をまとめました。

愛犬のペースに合わせてあせらずに対処していきましょうね。

子犬が散歩で歩かない理由と対処法

少年に抱えられた子犬

子犬が散歩で歩かない原因は大きく分けて3つです。

まず1つ目は、まだ外界に慣れていないケースです。お散歩デビューしたての子犬にとって屋外は未知の世界なので怖がったり警戒するのは当たり前ですよね。

2つ目は散歩があまり好きではないケースです。人間でも運動をするのが好きな人と嫌いな人がいるように、生まれつき動くことが嫌いなワンちゃんもいるのです。

3つ目は先天性の関節疾患があるケースです。小型犬の場合は先天性の膝蓋骨脱臼(パテラ)、大型犬だと股関節形成不全などの関節疾患で痛みがある場合、歩くのを嫌がります。

それではこの3点を中心に対処法と合わせてご説明いたします。

1.子犬が外に慣れていないケースの対処法

【具体的な事例】

生後4ヶ月の柴犬のメスです。先日お散歩デビューをしたのですが、怖がって家の前からまったく歩いてくれません。

生後3ヶ月すぎのトイプードルを飼っています。ワクチンが済んでお医者さんから散歩の許可がでましたが、あまりにも外を怖がってリードを強く引っ張り家に逃げ帰ろうとします。

【犬の恐怖期とお散歩デビューが重なってしまう】

生後4ヶ月くらいの子犬は2回目の恐怖期と呼ばれる時期をむかえます。

1回目のの恐怖期は、生後8週~9週くらいと言われています。1回目の恐怖期は短期間ですし、家の中で過ごしている頃なのでほとんど問題なく終わっていきます。

しかし2回目の恐怖期は期間が長く、ちょうどお散歩デビューとかさなることが多いのです。(それぞれのワンちゃんで時期がずれることもあり、生後4ヶ月~12ヶ月の間に3週間ほどあると言われています)

不安や恐怖感を感じやすい時期なので、怖がって歩かなかったり、家に逃げ帰ろうとするのは不思議ではありません。

【対処法】

無理に散歩させようとすると、怖い記憶が残りトラウマになることもあります。

外に出ること自体が怖くなったり、散歩が嫌いになってしまわないように、焦らず犬のペースに合わせてあげましょう。

一番悪いのは無理矢理リードを引っ張って歩かせようとすることです。

余計に犬の警戒心を強めますし、恐怖でストレスがかかります。

また、強く踏ん張るので肉球を傷める原因になります。

まずは外の空気や雰囲気に慣れるようにします。はじめは抱っこ散歩でも構いません。

抱っこをして家の周りの風景や、走っている車、行き交う人々の様子を見せてあげましょう。

ただし抱っこをするなら、はじめから最後まで抱っこの方がいいと思います。

歩くのを嫌がった時に抱っこするのを繰り返すと「抵抗すれば抱っこしてもらえる」と学習してしまうことがあります。

外の様子に慣れてきたら、家の周りだけ散歩します。

この時無理に歩かせず、飼い主さんはリードを持って立っているだけでOKです。

リードの届く範囲で、犬が自由に動くのを見守ってあげましょう。

慣れてきたら犬を呼んでください。

そして犬が寄ってきたら褒めてあげるのを繰り返します。

そのうち犬がもっと遠くまで歩きたい様子が見られると思いますので、徐々に範囲を広げていきます。

みなさんも子供の頃、自分の家から離れた遠いところに行くのは不安だったと思います。

犬もはじめから遠くまで散歩に行けないのは当たり前ですので、くれぐれも焦りは禁物ですね。

「半年くらまではほとんど散歩できなかった」

「7ヶ月頃を過ぎてようやくまともに歩けた」

「1歳くらいまでは歩けたり歩けなかったりだった」

という飼い主さんもたくさんいらっしゃいますので、心配しすぎないようにしましょう。

2.子犬が運動が嫌いで歩かないケースの対処法

白い犬

人間と同じように生まれつき運動が嫌いな犬もいます。

運動が嫌いなら無理に散歩しなくてもいいのでは?と思ってしまいますが、散歩には運動不足解消以外の目的もあります。

散歩をしながら外の色々な匂いを嗅ぐことで不安を和らげたり、脳を刺激する効果がありますし、精神的なストレスも発散できます。

犬が嫌がっているのに無理をして長い距離を歩くのは良くありませんが、そのような場合には「散歩に行ったら楽しいことや良いことがある」と思わせることが肝心です。

【対処法】

飼い主が先に歩き「オイデ」と犬を呼びます。

犬がやってきたら褒めます。地道にこれを繰り返していきます。

どうしても来ない場合は、犬の鼻先でおやつを握って見せると「何が入ってるんだろう?」と気になってついてきます。

目的地を決めておき、そこまで行ったら大好きなおやつをあげて褒める、そこから家まで戻ってきたらまたおやつをあげて褒めるというのを繰り返します。

はじめは短い距離からはじめて、少しずつ伸ばしていきます。

※徐々におやつを与える回数を減らしていきます。

近くに安全な広場があるならそこを目的地にして、そこまで行ったらボールなどで遊ばせましょう。

「外で走り回ると楽しい」「外で運動すると気持ちがいい」というのを体感できると、そこまで行けば楽しいことが待っていると覚えてくれます。

おやつで釣ったら犬になめられる??

しつけをする時に、

「おやつは絶対だめ」

「おやつがないと何もできなくなる」

「犬になめられる」

「本当の信頼関係ができない」

という考えの人がいます。

おやつ無しで出来るならそれにこしたことはありませんが、いくら基本通りにやっても出来ない犬もいるのです。

それなのに「おやつで褒めるのは悪いこと」というイメージのせいで、上手くしつけられないのは飼い主さんも愛犬もストレスになって可哀そうです。

しつけの本や周りの人の意見も大事ですが、愛犬の特徴に合わせた方法を柔軟に考えて試してあげましょう。

3.足が痛くて歩けない時の対処法

生まれつきの関節疾患やケガなどで、足が痛いせいで歩けないこともあります。

先天性の関節疾患で多いのが、チワワやトイプードルといった小型犬では膝蓋骨脱臼(パテラ)、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパードなどの大型犬では股関節形成不全です。

状態によっては痛みが出てしまい、歩くのを嫌がります。

他にも骨折や肉球のケガで足が痛くて歩かない場合もあります。

特に小型犬はフローリングで滑っただけでも骨折することがあります。

急に歩くのを嫌がるような時は、足の異常がないかチェックしてあげましょう。

4.気分のムラもある

子犬の時期は身体的にも精神的にも成長が未熟です。

気分にムラがあるので、その日によって散歩に行きたがらないこともあります。

また、疲労の回復に時間がかかるので、前日に歩きすぎてしまったことで、翌日歩こうとしない場合もあります。

焦らず長い目で見守ってあげましょう。

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子犬によくある散歩トラブルと対処法

男に咬みつく犬

1.他の犬や人に飛びつこうとする

散歩中に、他の犬や人に飛びつこうとするのは自然な反応です。

気が合いそうな犬なら、相手の飼い主さんに了承を得て近づかせてあげればいいですし、どうもケンカしそうな雰囲気なら遠ざけます。

また、人に関して言えば、みんなが犬好きではありません。

むしろ犬が苦手な人が多いです。

向こうから「撫でていいですか?」などと声をかけられない限りは、犬を近付けないようにしましょう。

広い場所ならある程度自由にさせても大丈夫ですが、狭い道では通行人や車に迷惑がかかります。

リードを飛びつけない長さで持って、犬の行動範囲をコントロールしましょう。

飼い主が指示を出してから相手に近づくようにトレーニングしておけば、他の犬と遭遇しても勝手に近づかなくなります。

①向こうから他の犬が近づいてきたら、少し遠くから「あいさつしてもいいですか?」と声をかける。

②「いいですよ」と了承がとれたら、お座りをさせて飼い主の指示を待たせる。

③「ヨシ」の合図で相手に近づいていいことを伝える。

④犬同士のあいさつや遊びがひと段落ついたら、相手の飼い主にあいさつをして、「行くよ」と声をかけて犬の注意を引き、離れるようにする。

2.落ちているものを拾い食いしようとする

食べられそうなものが落ちていれば、何でも食べようとするのが犬の本能です。

でも拾い食いで犬が命を落としてしまうこともあります。

体調だけでなく、お行儀も悪いので拾い食いしないようにリードでコントロールしましょう。

①犬が落ちている物の匂いを嗅ぎそうになったら立ち止まる。

②拾い食いしそうになったら、リードを短く持ち、リズムよく上下させて犬の頭が下がらないようにコントロールする。『あれ、届かないぞ?何で』

③リードを緩ませても犬が頭を下げなくなったら『これは食べちゃダメなんだ』と分かった証拠です。確認できたら再び歩きだします。

あらかじめ落ちているものに近づけないことも大切です。

3.他の犬を怖がる

犬の性格は様々です。

気が合う犬もいれば、怖くて逃げたくなる場合もあります。

「せっかくお友達が来たのに何で仲良くできないの?」と思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

でも怖がっている犬を無理に近付ければ、防衛本能から吠えたり咬みつく場合があります。

他のワンちゃんを怖がる犬の場合は、無理に近付けずにうまくかわせるトレーニングをします。

①他の犬とすれ違う前に犬と犬の間に入り、なるべく犬同士が視線を合わせないようにする。

②おやつを使って気をそらすように誘導する。

③おやつで気を引いたまますれ違い、そのまま少し歩いてご褒美をあげる。

「他の犬が来たから警戒する」→「他の犬が来たからおやつがもらえる」と学習することで、他の犬とすれ違う時に、飼い主さんの方に注意を向けるようになります。

犬のお友達がたくさん出来たほうがいいのでは?

犬にたっぷり愛情を注いでいる飼い主さんは「犬同士のお友達をたくさん作って欲しい」と願うものです。

しかし実際には『飼い主さんだけ居てくれれば幸せ』という犬も多いのです。

だから無理に友達作りをする必要はありません。

子犬が散歩で歩かない原因と対処法のまとめ

・子犬が歩かない原因は大きく3つあります

・はじめは外の世界に慣れていないので警戒心や恐怖心が強いです

・散歩デビューと犬の恐怖期がかさなっていることもあります

・生まれつき運動が嫌いな犬もいます

・生まれつきの関節疾患やケガなどで足が痛くて歩けないことがあります

・子犬は気分や体力にムラがあります

なんとなく「うちの犬だけ散歩を嫌がる」と感じてしまいますが、そのようなことはありません。

はじめはオドオド、ビクビクするのは当たりまえなので、焦らず長い目で柔軟に対処してくださいね。

最後までありがとうございました。

こちらも合わせてご覧ください

⇒超簡単な犬の呼び戻し「おいで」の教え方。呼んでも来ない犬が来た!

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