子犬の噛み癖が酷い。間違ったしつけで余計に悪化させずになおす方法

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ココたんの顔こんにちは、柴犬のココたんです🐾

このサイトをご覧いただきありがとうございます🐕

犬を飼った時に、頭を悩ませる問題が子犬の噛み癖です。

手や足を噛んでくる、部屋の家具やカーペット、テレビのリモコンを噛んで壊す…

子犬の噛み癖が酷くて困っている飼い主さんはたくさんいらっしゃいます。

そんな飼い主さんにまずお伝えしたいのが、「やみくもにやめさせようとしても上手く行かない」という事です。

みなさんは子犬の噛み癖を早く治したいと焦っていませんか?

もしかしたら「こんなに噛むのはうちの犬だけ」と思いっているかもしれません。

噛まれるのが痛くて我慢できない、何度注意しても噛んでくる。

「こんな状態がいつまで続くの?」

「このまま狂暴な犬になったらどうしよう」という不安が頭を巡ります。

また、しつけの本やインターネットで読んだ噛み癖を直す方法を試しても全然良くならないことが多いので、焦ってしまうのも無理はありません。

しかし、焦って犬の行動を理解せずに、無理やり噛み癖をやめさせようとしても絶対に上手く行きません。

飼い主さんが焦ったりイライラすればするほど、犬にも感情が伝わって、不安や混乱をまねいてしまうからです。

今の状態でしつけを頑張っても、噛み癖はよくなりません。

犬にストレスを与えるような間違った方法でなおそうとすれば、警戒心や恐怖心から今よりもっと噛み癖が悪化する可能性がありますし、

「私のやり方がダメのかな…私には犬のしつけは絶対無理…」と疲れを起こし、飼育を放棄したり、育犬ノイローゼになってしまうことも考えられます。

参考:犬が壁に穴を!子犬が噛むのは当たり前。育犬ノイローゼの方は独りで悩まないで

そんな事態におちいらないために大事なことは、たった一つ。

『焦らずじっくり犬の行動を観察し、理解してあげる』

これだけです。

子犬の噛み癖が酷いのは当たり前

えっ?それだけ?と思うかもしれません。

ですが、噛み癖がなおらなくて困っている方は、だいたいこれが出来ていません。

噛み癖をやめさせるという結果だけにとらわれてしまい、肝心の犬の行動や気持ちについて考えていないのです。

「でもネットでアドバイスしている人は『簡単に治った』『すぐに出来た』って言ってるけど」

確かによくある”噛み癖を直す方法”で簡単になおるワンちゃんもいます。

犬にも生まれ持った性格があって、中にはあまり噛まない犬もいるのです。

「これで簡単になおったよ」とアドバイスしている人はたまたま運が良くそういうワンちゃんだったというだけんです。

犬が噛むのは当たり前です。子犬が飼い主さんの手を噛んだり、家具をガリガリ噛むのはごく普通の行動です。

まずは「こんなに噛み癖がひどいのはうちの犬だけ。こんなに噛むのはおかしい」という気持ちを、「どんな犬でも噛み癖がある、子犬の噛み癖が酷いのは当たり前」と切り替えることが大切です。

しかしながら、気持ちを切り替えただけでは噛み癖は減りません。

子犬がどうして噛んでくるのか、何を求めているのかをじっくり観察して対処する必要があります。

それだけではわかずらい思いますので、具体的な例を挙げてご説明します。

子犬が噛む理由

子犬の甘噛みや噛み癖のほとんどは「好奇心」「遊びたい」というものです。

単純に飼い主さんの手や足が生き物に見えてちょっかいを出している場合がほとんどです。

また遊びと同様に多いのがストレス発散のために噛んでいるケースです。

ストレスに関しては、「まだ子供だから寂しい」「やることがなくて暇」という正常な状態のものから「警戒心や恐怖心から来るストレスで噛む」というものまであります。

ココたんの顔子犬の生育環境でストレスになっていることがないかチェックしてみましょう。

・ケージの設置場所がわるい(騒音、眩しすぎるなど)

・独りの留守番の時間が長い

・食事の量が足りない

・ドッグフードが美味しくない

・飼い主さんとのふれあいが少ない

・散歩が足りない

・運動が足りない

・しつけがきびしすぎる

・ご褒美がない、褒めてもらえない

それ以外には歯の生え変わり、身体の痛みなどがあります。

特に歯の生え変わりでは歯がゆくなるので、しきりに歯を気にして、何かを噛んでいないと落ち着かなくなります。

遊びのためや、暇つぶし、単純なストレス発散で噛むのはきわめて正常な行動ですが、警戒心や恐怖心から噛むのは犬の防衛反応で良くないことです。

しつけで、ダメなことはダメときっぱり叱るのは重要ですが、大声で怒鳴り続けたり、叩いたりしてはいけません。

効果がないばかりか、神経質な性格になったり、恐怖心から攻撃的な性格になってしまう可能性が高くなります。

噛み癖をなおす時にやってはいけないこと

噛み癖を減らす方法に入る前に、やってはいけないことからご説明いたします。

先ほどお話したように、子犬の警戒心や恐怖心をあおるようなことは、その後の成長に悪い影響を与えるケースがあります。

・叩く

・噛まれた手を喉に押し込める

・大きな音でビックリさせる

などの方法は、それで良くなる場合もありますが、犬の性格によってかえって悪化したり、怖がりな犬・攻撃的な犬になることがあります。

警戒心強い犬になってしまうと、常に緊張した状態、つまりストレスがかかった状態になります。

ストレスがかかっていては飼い主さんと信頼関係ができませんし、病気になりやすかったり、寿命にも影響することがあるのです。

愛犬とずっと一緒に楽しく暮らしていきたいですよね?

噛み癖を早くなおしたいからといって、犬を力で抑えつけるような方法をとることはやめましょう。

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子犬の噛み癖を減らしていく方法

基本的な考え方として、

① 飼い主や家の物を噛むこと以外の遊びをするように促す

② 噛むこと以外でストレス発散を十分に行う

③ ストレスをためないようにする

④ 大らかな性格にする

⑤ 完璧を求めない

というのがポイントになります。

「噛む行為をやめさせる」ではなく、「噛む原因を減らし、人や物を噛むこと以外で発散させる」という意識が大切です。

噛んできた時の対応は、

・噛んできたら「ダメ」「痛い」などの言葉ではっきり注意する

・注意したら犬の前から立ち去り姿を見せなくする

・戻って来た時に噛まなかったら「ヨシ」と誉めて遊んであげる

という手順で統一してください。

その時その時で対応を変えると犬は理解できません。

注意は、はっきりと一度だけです。しつこく叱っても犬は何のことかわかりません。

① 飼い主や家の物を噛むこと以外の遊びをするように促す

手や足、テーブルを噛むのはダメなこと、ボールやガムを噛むのは良いことというのを覚えさせます。

手や足を噛んできたら遊んでもらえない、ボールやガムなら遊んでもらえるという状況を作ります。子犬の好奇心を刺激するおもちゃを見つけてください。

噛むだけでなく、引っ張ったり振り回せるものがストレス発散になります。

おやつを詰められるものは夢中になって遊びますが、難しすぎるとストレスになるので、はじめは取りやすくしてあげましょう。

参考:柴犬の噛むおもちゃ。丈夫・安全・夢中で遊べるおもちゃおすすめ5選

② 噛むこと以外でストレス発散を十分に行う

犬のストレスを発散するには、体を存分に動かすことが一番効果的です。

「毎日散歩をしているからストレス発散できている」と思っている飼い主さんが意外に多いです。

散歩は軽い運動、色んな匂いを嗅いで刺激になる、他の犬や人に会えるなど様々な効果があります。

しかし基本的に飼い主さんのペースに合わせて歩くものですし、自動車や騒音などでかえってストレスがたまる場合があります。

ドッグランも同様で、人間からしたら「犬同士で遊ぶのが一番楽しいだろう」と思えますが、他の犬種が苦手だったり、犬そのものが嫌いなワンちゃんもいます。

時々は排気ガスや騒音のない自然の多い所に連れていってあげたり、安全な広場で思い切り走り回らせてあげることが、犬のストレス発散にはとても重要です。

③ ストレスをためないようにする

はじめの方でも話しましたが、

・独りの留守番の時間が長い

・食事の量が足りない

・ドッグフードが美味しくない

・飼い主さんとのふれあいが少ない

・しつけがきびしすぎる

などで犬のストレスがたまってしまいます。

「他の犬や人に迷惑をかけない、みんなから大切にされる犬に育ってほしい」と、熱心な飼い主さんほど、しつけがきびし過ぎることがあるので注意しましょう。

それから、動物にとって食事は生きていく為にもっとも大切なものです。

単純に食事が足りずにイライラして噛んでくる犬もいるのです。

また、留守番時間が長いことによるストレスで、問題行動の一つとして噛む行為が出ている場合もありますので、特に共働きや一人暮らしの飼い主さんは、ドッグカメラなどを活用して、犬の様子を観察してあげましょう。

参考:チワワはとっても寂しがり屋さん。留守番中の問題行動とは?

④ 大らかな性格にする

犬と人間が仲良く暮らしていく為には最低限のしつけが必要ですが、トレーニングの時間が長すぎたり、叱られる方が多くて褒められたり、ご褒美がなかったらどんどんストレスがたまっていきます。

気が休まる時間がないと、どんどん神経質で警戒心の強い犬になってしまいます。

犬が自由に過ごせる時間を十分に作り、犬が良い行動をしたら褒めてあげたり、ただ犬と楽しく触れ合う時間も大切です。

ただし、ベタベタ触られたり、かまわれ過ぎるのが苦手な子もいるので注意してください。

⑤ 完璧を求めない

「噛み癖をなおす」=「全く噛まなくなる」というのを目指すのではなく、今よりも噛んでくる回数を減らすことを目標にしてください。

少しでも減っていれば効果があるということです。

それを積み重ねることで、問題のないレベルまで持っていけます。

ただし犬が噛むという行為は、人間が手や足、目、耳、口を使うのと同じように自然で大事なことです。

悪いとわかっていても、時々噛んでしまうことはあるので、それを許せる心の余裕を持てるようにしてください。

焦らないことが大切

冒頭でもお話しましたが、早く噛み癖をなおそうと焦っていては上手くしつけることができません。

おそらく「子犬のうちにしつけておかないと、後々大変なことになる」という話を真に受けてしまっているのも原因の一つではないでしょうか。

犬は何歳になってもしつけをすることができます。

というよりは、一度覚えたからそれでいいのではなく、時には当たり前にできるようになったことでも「よくできたね~」と褒めてあげることが大切です。

犬も人間も、短期間で信頼関係など作れません。

長い時間をかけて、お互いを理解することで自然に相手を思いやる心が生まれた時に信頼関係が出来るのです。

今回ご説明した基本的な方法や対応を続けていくことで、必ず改善していきますので焦らずゆっくり、子犬との生活を楽しんでくださいね。

※生まれつきの遺伝子的な問題や、脳の病気のために攻撃性が出ている場合があります。「なんの理由もないのに噛む」「いきなり本気で噛む」など思い当たることがあれば、一度動物病院やトレーナーなどの専門機関に相談してみてください。

参考:【犬が飼い主を噛む理由】唸る・本気で噛むのはなぜ?しつけが悪い?

ココたんの顔最後までありがとうございました。

こちらも合わせてご覧ください

⇒犬が前足を噛むのはなぜ?ただの暇つぶしからストレスや病気の可能性も

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