低脂肪ドッグフードおすすめ5選。安易な低脂肪は犬の身体に危険です

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愛犬のダイエットのために低脂肪ドッグフードをお探しの方は多いと思います。

「肥満=余分な脂肪」というイメージがあるので、脂肪分を下げれば、ダイエットできるような気がしますよね?

でも注意してください。

脂肪というと「身体に悪い物」という感じがしますが、犬にとっては非常に重要な栄養です。

安易に低脂肪フードを使うと、愛犬の健康に悪影響を及ぼし、危険な状態にしてしまうこともあるんです。

そこでこのページでは、「脂肪の役割」「低脂肪ドッグフードが必要なケース」について解説し、みなさんの愛犬に安心して使える低脂肪ドッグフードをご紹介いたします。

脂肪とは?

笑顔でペンを持つ犬のイラスト

脂肪は1個の「グリセリン」に3個の「脂肪酸」からできています。

脂肪には様々な種類がありますが、違いは脂肪酸の種類です。

脂肪酸には、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸などありますが、犬にとって特に重要なのはオメガ3脂肪酸です。

犬にとって脂肪の役割は?

笑顔でペンを持つ犬のイラスト

効率の良いエネルギー

炭水化物やタンパク質より、約2.5倍も高いエネルギーを含んでいるので、効率的にエネルギーを供給してくれます。

その他にも細胞膜を構成する成分になったり、性ホルモンや胆汁酸の原料になります。

体温を保つ

皮下脂肪は体温を保つのに役立ちます。

特に寒い地域で産まれた犬種は皮下脂肪がつきやすい体質になっています。(シベリアンハスキー、柴犬など)

皮膚や被毛を健康に保つ

皮膚や被毛の元になるのはアミノ酸(たんぱく質)ですが、脂肪酸がないと皮膚がカサカサしたり、被毛がパサパサになったり、皮膚トラブルの原因になります。

炎症を抑える

オメガ3脂肪酸には炎症を抑える働きがあります。

皮膚炎や関節炎、肝炎など

脂肪が不足するとどうなるの?

バツのプレートを持っている犬のイラスト

・エネルギーが不足して元気がなくなる

・性ホルモン異常、繁殖機能がストップする

・皮膚がカサカサ、被毛のツヤがなくなる

・フケが出る

・皮膚炎、脱毛

・妊娠中に不足すると、新生子の異常や死亡が起こります

・子犬で不足すると身体の臓器や機能が正常に発達しない

など…

脂肪が足りないと、犬の身体に様々な問題が出てしまいます。

このように脂肪はとても重要な栄養なのですが、摂り過ぎるとどうなうのでしょうか?

脂肪を摂り過ぎると?

バツのプレートを持っている犬のイラスト

必要以上に高脂肪食を与えると、急性膵臓炎(急性膵炎)を発症する危険性が高まります。

急性膵炎は最悪の場合は死亡してしまう恐ろしい病気です。

市販ドッグフードを食べている分にはまず起きませんが、問題になるのは人間の揚げ物などを与えることです。

普段からフライや天ぷら、ケーキ、パンなどを与えている方は注意してください。

次は脂肪を制限をしたほうがいいケースを見ていきます。

脂肪を制限したほうがいいケース

指示棒を指す犬のイラスト

・減量(ダイエット)

体重を減らすために、脂質を抑えて全体のカロリーを低くします。

・膵炎

脂質が多い食事は膵臓に負担がかかります。

また、膵炎は肥満や高脂血症との関連性が高いため、犬の膵炎では脂質を制限します。

・肝臓疾患、胆嚢疾患

肝臓の働きが悪いと、脂肪の消化が不十分になり膵臓に負担がかかります。

肝臓疾患や胆嚢疾患のある犬は脂質を抑える必要があります。

ただしオメガ3脂肪酸は肝臓の炎症を抑える働きをしてくれます。

脂質は抑えても、オメガ3脂肪酸は積極的に摂るようにします。

他にもオメガ3脂肪酸を積極的に摂ったほうがいいケースがあります。

肪酸を積極的に摂ったほうがいいケース

笑顔でペンを持つ犬のイラスト

・皮膚や被毛の健康維持

オメガ3脂肪酸が皮膚・被毛を健康にする働きをしてくれます。

・筋肉が疲労している時

効率よくエネルギーを補給し、筋肉の消耗を回復します。

・炎症性疾患(皮膚炎、関節炎、肝炎など)

オメガ3脂肪酸には炎症を抑える作用があります。

・慢性腎臓病

腎臓の病気ではたんぱく質を制限する必要があります。

蛋白制限を行うと、その分の摂取カロリーが減ります。

カロリー不足になると、犬は筋肉から痩せていきます。

筋肉はたんぱく質なので、それが分解されると腎臓に負担がかかります。

そこで、たんぱく質以外の栄養素である「糖質」と「脂質」でカロリーを補給する必要があるのです。

・成長期の子犬

成長のためにエネルギーをたくさん必要としますが、子犬はデンプンの消化能力が未熟なため、エネルギー源として脂肪を多く含む食事が適しています。

危険な低脂肪ドッグフード

バツのプレートを持っている犬のイラスト

ほとんどの低脂肪ドッグフードは、肉類を減らして、その分穀物を多くすることで脂質の量を下げています。

この方法だと、犬にとってもっとも重要な動物性たんぱく質や脂肪酸が不足してしまいます。

そんな低脂肪フードを食べ続けていれば、先ほど説明したように、身体の色んなところにトラブルが出て、犬を弱らせてしまう結果になります。

大切な愛犬の健康を考えてフードを変えたのに、そのフードが原因で犬を弱らせてしまうなんて、犬も飼い主さんも辛い想いをしてしまいます。

低脂肪フードを選ぶ時には、「栄養がしっかり入っているか?」「安全な原材料を使っているか?」を必ずチェックしましょう。

そうは言っても何をチェックすればいいのかは、なかなかわからないものです。

そこで栄養バランス、品質とも安心しておすすめできる5選を紹介します。

この5つの中から愛犬の好みや体質に合ったものを選んでください。

低脂肪ドッグフードおすすめ5選

糖尿病や膵炎などのリスクがあるなら

犬心 糖&脂コントロール
◆ 犬心 糖&脂コントロール

原産国:日本

カロリー:325㎉(100g当たり)

粗たんぱく質:23~27%

脂質:5~9%

オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸配合

対象年齢:オールステージ対応

ヒューマングレード

【原材料】生肉(牛・馬・鶏)、各生魚、魚粉、玄米、大麦、さつま芋、じゃが芋、ゴマ、ココナッツ、とうもろこし、大豆、ホエイ、海藻、花びらたけ、ひまわり油、冬虫夏草、乳酸菌群、ビール酵母、オリゴ糖

1つ目にご紹介するのは犬心 糖&脂コントロールです。

肥満になった結果、糖尿病や高脂血症、高血圧、膵臓病を発症してしまう犬はたくさんいるのですが、糖尿病や高脂血症に対する療法食は殆どないのが実情です。

犬心は、

① 血糖コントロール

② 低脂肪

③ 高消化性たんぱく質

④ 腸内環境改善による免疫力アップ

⑤ オメガ3脂肪酸を高配合

という特徴で病気をケアする特別療法食です。

さらに腸内環境を改善するオリゴ糖・乳酸菌・ビール酵母と、βグルカンを豊富に含んだ「花びら茸」の効果で病気に対する自己治癒力のアップが期待できます。

肥満だけでなく、肝臓の数値が高かったり、糖尿病の持病があるワンちゃんは早急にダイエットに取り組まないと、寿命に影響が出てしまいます。

低脂肪の特別療法食は品質が劣るものが殆どですので、犬心糖&脂コントロールは貴重な存在です。

犬心 糖&脂コントロール

犬心 糖&脂コントロールの詳しい情報はこちら

アレルギーの心配があるなら

アランズナチュラルドッグフード
◆ アランズナチュラルドッグフード

原産国:イギリス

カロリー:339㎉(100g当たり)

粗たんぱく質:20%

脂質:12.5%

オメガ6脂肪酸:1.5% オメガ3脂肪酸:1.0%

対象年齢:生後7ヶ月から成犬、高齢犬まで

ヒューマングレード

小麦、大豆、乳製品、とうもろこし、牛肉・豚肉不使用

【原材料】

ラム肉55%以上、玄米18%以上、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母、ラム精製油

2つ目にご紹介するのはアランズナチュラルドッグフードです。

このフードは脂質を12.5%に抑えながら、新鮮で上質なラム肉を55%以上使っています。

ラム肉のメリットは、

・アレルギーになりにくい

・ラムの脂肪はワンちゃんの体の吸収されにくい

・脂肪を燃焼させやすく、効率よくエネルギーにかえてくれるカルニチンが豊富

・滋養強壮、疲労回復効果があるのでたくさん運動できる

などがあります。

また、カルニチンには糖尿病などの生活習慣病の予防に役立つという研究報告もあります。

実は殆どのラム肉ドッグフードは、お肉より穀物が多く入っています。

それではラムの効果が期待できません。

ラムの生肉をこれだけたっぷり使っているのはアランズナチュラルドッグフードです。

アランズにはオメガ3脂肪酸も1.0%とたっぷり入っているので、皮膚や被毛ケアもしっかりできます。

アレルギーの心配があるワンちゃんには、まず試して頂きたいフードです。

アランズナチュラルドッグフードの粒

アランズナチュラルドッグフードの詳しい情報はこちら

お肉も魚もバランスよくあげたいなら

モグワンドッグフード

◆ モグワンドッグフード

原産国:イギリス

対象犬:生後4ヵ月~のあらゆる犬種

内容量:1.8㎏

カロリー:344㎉/100g

粗蛋白質:28%以上

粗脂肪:12%以上

オメガ3脂肪酸:1.63%以上 オメガ6脂肪酸:1.29%以上

グレインフリー(穀物不使用)

【主な原材料】チキン&サーモン53%(チキン生肉20%、生サーモン11%、乾燥チキン11%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆など

3つ目にご紹介するのはモグワンです。

「お肉も魚もバランスよくあげたい」という方にはこちらをおすすめしています。

モグワンの特徴は、

・2種類の動物性たんぱく質だから栄養バランスがとても良い

・低脂肪

・オメガ3脂肪酸たっぷりで毛並みがフサフサツヤツヤになる

・関節保護成分がたっぷり

・乳酸菌、バナナ、リンゴがお腹に優しい

などです。

脂肪分を12%前後に抑えながら、チキン&サーモン53%とたっぷりの動物性たんぱく質が使われています。

しかも、コストの高いサツマイモ、えんどう豆、フルーツなども贅沢に使っており、身体の中から体調を良くしてくれるフードです。

低脂肪でも、毛並みや体型など『見た目の良さ』にこだわるならモグワンがベストチョイスです。

モグワンドッグフード

モグワンの詳しい情報はこちら

お腹の弱い子には

iDish(アイディッシュ)

◆ iDish(アイディッシュ)

原産国:日本

粗たんぱく質:28%以上

粗脂質:7.5%以上

酸化防止剤:なし(開封後は1ヶ月以内に使い切る)

小麦、トウモロコシ、大豆不使用

2種の乳酸菌、3種のオリゴ糖を配合

グルテンフリー(小麦不使用)

【主な原材料】生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)、大麦、魚粉(かつお削り節、堅口イワシ煮干し)、ヤシ粉末、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、さつまいも(五郎島金時)、胡麻、小松菜、キャベツなど

4つ目にご紹介するのがiDish(アイディッシュ)です。

「お腹が弱い、下痢や軟便が多い」という子にはこちらをおすすめしています。

iDish(アイディッシュ)の特徴は、

・低脂肪

・人間が食べても美味しい国産の原材料を多く使っている

・2種類の乳酸菌と3種類のオリゴ糖を配合してお腹にやさしい

ということです。

腸内環境を整えて、お腹の調子を整えるだけでなく、病気に対する免疫力をアップさせてくれる効果も期待できます。

腸の健康はアレルギーや全身の健康に影響を及ぼすので、食事で体質を改善しておきたいところです。

脂質を7.5%前後に抑えながら、生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)を贅沢に使っているので、丈夫な身体作りをサポートします。

※アイディッシュは酸化防止剤を使用していないので開封したら1ヶ月以内に使い切るようにしてください。

iDish(アイディッシュ)

iDish-アイディッシュ-の詳しい情報はこちら

お魚系がいいなら

ナチュラルバランススゥイートポテト&フィッシュ

◆ ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュ

原産国:アメリカ

カロリー:327㎉/100g

粗たんぱく質:21%

脂質:10%

対象年齢:オールステージ対応

オメガ6脂肪酸:2.0%、オメガ3脂肪酸:0.3%

メインの原材料:サツマイモ、サーモン

【主な原材料】

スウィートポテト、サーモン、サーモンミール、キャノーラオイル、ポテトファイバー、自然風味、サーモンオイル、亜麻仁 など

最後にご紹介するのはナチュラルバランスです。

ナチュラルバランスはたんぱく質・炭水化物による食物アレルギーを防ぐために、「1種類のプレミアムたんぱく質」と、「1種類のプレミアム炭水化物」のみを主食成分にブレンドしています。

たんぱく質⇒サーモン

炭水化物⇒サツマイモ

上質なサツマイモとサーモンを使うことで、脂質を10%に抑えながら、犬に必要な栄養をしっかりと補給をすることができます。

主原料はサツマイモですが、血糖値の上昇が緩やかになる低GI食材なので、ダイエットの面でもメリットがあります。

まとめ:低カロリーでも安全なフードを選んで欲しい

獣医さんのイラスト

愛犬の体調を管理してあげられるのは飼い主さんだけです。

低カロリーのフードを探している理由は色々あると思いますが、栄養や原材料の質を無視して、ただ脂質を下げたフードを与えてしまっては本末転倒です。

大切な愛犬がずっと元気に暮らしていけるように、美味しくて、安全で、栄養のあるドッグフードを選んでくださいね。

最後までありがとうございました。

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