今回ご紹介するのは「ビーズバッグの作り方」です。
難しい工程は一切なし。
基本的に単純作業で完成度の高いバッグが作れます。
僕がわかりやすく説明していきます!
できるんか?無理だろ
大丈夫です、為せば成る感じです。
でも不手際な部分もありますので、最後まで順を追ってご覧ください。
今回作るビーズバッグの紹介
今回作るのは「1個が1㎝」のアクリルビーズを使用したシンプルなバッグです。
カラーはクリスタルというか透明です。
カットが入ったビーズなので光でキラキラします。
大きさは幅20.5㎝、高さ16.5㎝、マチ2㎝です。
※見本なのでコンパクトに作りました。
アイフォンSEとカードケースを入れるとこんな感じです。
大きめの長財布はギリギリですね。
ムチムチになってます💦
持ち手の長さは40㎝弱で、肘掛けと肩掛けが出来ます。
目の数を増やしたり減らしたりすれば、お好みのサイズにできます
では必要な材料、道具から見ていきましょう👇
ビーズバッグの材料と道具
~必要な材料・道具~
・クラフトビーズ(1㎝サイズ 500個入り×2袋)
・テグス(2号)
・ボンド(ビーズ用か木工用)
・針(テグスが通せればなんでもOK)
画像には写っていませんが「針」を使った方が絶対簡単です。
(でも、無くても出来ます)
ビーズはネット通販で購入しました。
これ
NBK/クラフトビーズ 10mm 500個 クリスタル/A1-51-500
テグスはトーカイで購入しました。
テグスは2号から8号くらいまで売っていました。
数字が大きいほど太くなります。
バッグなので3号でもいいのかな~と思いましたが、今回は2号(100m)を購入。
100mも使いませんが割安なので。
ボンドはビーズ用のタイプもありますが手持ちの木工用ボンドで代用しました。
通常なら木工用ボンドで問題ありません。
もちろんトーカイにもビーズはたくさん売っています。
が、、、
高い…
ビーズだけはネットの通販で安いものを探したほうがいいと思います。
次は基本の編み方とテグスの後始末方法の説明をしていきます👇
ビーズ:基本の編み方
「編み方」と言っても超簡単です
ビーズを通して、最後にテグスをクロスさせるだけです。
パターンをいくつか載せておくので好きなやり方を選んでください。
今回のビーズバッグでは、本体部分を「パターン1」と「パターン2」、底を「パターン3」、持ち手を「パターン1」で編みました。
【パターン1】
1.テグスにビーズを1個通します(図①)
2.次にビーズを左右2個ずつ通します(図②)
3.ビーズ1個の両方からテグスを交差するように通します(図③)
4.「2」と「3」を繰り返します
【パターン2】
1.テグスにビーズを2個通します(図①)
2.次にビーズを左右2個ずつ通します(図②)
3.ビーズ2個の両方からテグスを交差するように通します(図③)
4.「2」と「3」を繰り返します
【パターン3】
今度はスタートと交差させるのが2個のビーズ、左右は1個ずつのパターンです。
編み目が狭くなるので底の部分で使いました。
【パターン4】
ビーズがぎっしり並ぶ感じに仕上がります。
大きめのビーズを使ったバッグに見られるパターンです。
次はテグスの後始末方法を説明します👇
テグスの始末のやり方
テグスが短くなってきたら両端を結び、結び目にボンドをつけて始末をします。
ギリギリの長さだと上手く始末できませんので余裕を残してくださいね。
例えばここでテグスを始末する場合
⇩
ここでテグスを結びます。
ぎゅーと1回結んで、緩みがないかチェックしたらもう1回結びましょう。
心配なら3回、4回結んでください。
ただし、力一杯ぎゅーっとすると編み目が突っ張ってしまうことがあります。
加減してやってくださいね。
結び目にボンドを付けます。
ボンドは後で透明になるので目立ちません。
十分に付けてください。
ここで要らないテグスを切りたくなりますが、もうひと手間かけます👇
結び目のギリギリで切るよりも少しテグスを残した方が解けにくくないります。
ですので、1個か2個ビーズに通してから切ります。
編み方と後始末のやり方がわかればもう完成したも同然です!
次は実際に作っていきましょう👇
ビーズバッグの作り方
今回のビーズバッグは、
①本体を作る
②底を作る
③持ち手を作る
の順番で進めていきます。
布の上で作業するとビーズが転がらないですよ。
今回は黒いTシャツの上で制作しました。
① ビーズバッグの本体を作る
今回のバッグでは本体部分は8段(1段につき20目)編みます。
袋口と底のどちら側から編んでも構いませんが、ここでは底側から作りました。
ですので底の方から1段、2段と数えています。
【1段目】
パターン1のやり方で1周、全部で20目編んでいきます。
20目のうち2目がマチ部分です。
最後は、番最初に通したビーズ1個を拾って輪のように繋げます。
最初のビーズを1個拾ったら、そこで結び目を作ります。
先ほど紹介した「テグスの始末」のやり方です。
残りのテグスがまだ長ければ結び目+ボンドだけして、切らずに続けてもOKです。
僕は1段ずつ新しいテグスにしました。
【2段目】
2段目以降はその前の段のビーズを拾いながら編み進めます。
これを繰り返して1周ぐるっと編みます。
これで2段目ができました♪
【3段目から7段目】
3~7段目までは、パターン2のやり方で編みます。
⇩
3段目が出来ました。
この手順を繰り返して7段目まで編みます。
【8段目】
最後の8段目は再びパターン1で編みます。
編み方のパターンはご自身のお好みで変えてください。
※編み目が小さいほどビーズがたくさん必要になります。
② ビーズバッグの底を作る
底はパターン3で編んでいきます。
マチ部分のビーズからスタートし、本体部分のビーズを左右1個ずつ拾って、ビーズ2個(図の赤いビーズ)で交差させます。
これを繰り返していきます。
👆こんな感じです。
見ずらくてすみません💦
パターン2で編んでも中の物が落ちることはない気がします。
お好きな方でどうぞ。
③ ビーズバッグの持ち手を作る
最後に「パターン1」の編み方で持ち手を付けます。
本体のふちからスタートしてもいいのですが、負担がかかる部分なので1段下(あるいは2段下)の作り目からテグスを通していきます。
持ち手の最初の編み目は少し変則的な形になります。
2個目からは通常の「パターン1」の形です。
見本では18目作りました。
ご自身のお好みの長さで編んでくださいね。
持ち手の最後も1段(あるいは2段)下までテグスを通して始末します。
これで完成で~す
まとめ:ビーズ手芸は失敗がない!!
ビーズ手芸は絶対に失敗することがありません。
失敗しない?
大門未知子か
例えば布で何かを作ろうとすると、「生地を切り過ぎた、曲がった」となったりしますよね?
その点ビーズは何度でもやり直すことができます。
いくらやり直してもテグスは安価なのでお金はあまりかかりません。
手も汚れない、嫌なニオイもないので非常にクリーンな手芸です。
みなさんもぜひ挑戦してみてくださいね。
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