今回ご紹介するのは「Handife電動インパクトレンチ」です。
Amazonで人気のインパクトを詳細レビューしていきます。
どのくらい人気かと言うと👇
この時点で約600件のレビューがあり、そのうち星4,5の割合が87%を占めています。
でもレビューは信用できません。
世の中悪人ばっかりだ!
そんなことありませんよ
という訳で電動インパクトマニアの僕が、実際に購入して確かめてみます。
※もう一つAbedenも使っています👇
⇒Abedenのインパクトレンチでタイヤ交換は出来る?バッテリーと充電器もまとめてレビュー
●すぐに見たい項目があれば下の目次からお選び頂けます👇
不良品が届いた
はじめに届いた商品は残念ながら不良品でした。
どこに不具合があったかというと、アンビル(先端部分)のソケットを保持するリングです👇
👆赤丸で囲んだ部分についているリングが大きすぎて、ソケットを取り付けることができません💦
このソケット保持リングは、通常ならペンチで縮めたり拡げたりすることが出来ます。
しかし今回送られてきた製品はリングが全く動かず、調整できる気配がありません。
下手にいじって壊したら嫌なので、無理はせずに返品手続きをとりました。
Handife電動インパクトレンチは交換が出来ないので、一度返品して代金を返してもらいます。
特に詳しい理由を聞かれたりせず、すぐに返品することができます。
返品手続きが処理されたら、その後再購入します。
どんな製品でも初期不良がありますので、返品がスムーズにできるのは安心です。
Amazonさん、Handifeさんに感謝です。
次に送られてきた商品は問題ありませんでした。
では改めまして「Handife電動インパクトレンチ」を紹介していきます👇
Handifeインパクトの仕様と商品概要
こんな感じ👆の箱に入って送られてきました。
しっかりしたプラスチック製のケースに入っています。
「Handife」のシールはすぐ剝がれそうです(笑)
ケースを開けると👆のように全てビニール袋に梱包されています。
【内容物】
・インパクトレンチ本体
・バッテリー
・充電器
・ソケット4本(17㎜ 19㎜ 21㎜ 23㎜)
・説明書
・ピンとOリング(各2個)
袋から出して収納した感じです👆
本体、バッテリー、充電器、ソケット4本をスッキリ収めることができます。
ただしソケットは固定されてないので、ケースを立てて持ち運べば「がちゃがちゃ」と音がします。
Handife電動インパクトの外観
向かって左がHandife、右がabedenのインパクトです。
Handifeの外観は一般的な電動インパクトと大きな違いはありません。
ラバー部分の面積はほぼ同じですが、冷却の穴はabedenのほうが沢山空いています。
青いボディは樹脂製、先端の銀色の塗装になっている部分は金属と思われます。
前から見たところです。
どちらもトリガーの上にLEDが付いています。
トリガーの太さも同じですね。
Handifeのほうがあっさりしたデザインに思えます。
後ろから見たところです。
abedenは背面のラバーに横線のアクセントが入っています。
やはりHandifeはスッキリしたデザイン。
性能には影響ありません。
回転方向の切り替えボタンはオレンジになっており、視認性に優れています。
abedenに比べるとボタンの高さ(長さ)が低いです。
グリップの前方にはトルクの切り替えスイッチが付いています。(使い方は『Handife電動インパクトのトルク』のところで説明します。)
向かって上のインジケーターはバッテリーの残量、下はトルクの強さを表示します。
次はHandifeの重さを測ってみます。
Handife電動インパクトの重量
本体の重さは16.7㎏です。
メーカーの記載には4.7㎏と書いてありましたが…
12㎏も鯖を読んでる。逆に
バッテリーは0.66㎏でした。
本体+バッテリーで2.33㎏です。
本体、バッテリー、充電器、ソケット4本を収納ケースに入れた時の重量は4.27㎏👆
取っ手も持ちやすいので軽く感じます。
Handife電動インパクトのトルク
メーカーの説明では最大600N.mのトルクを発揮するとのこと。
トルクは強・中・低の切り替えモードがあります。
それぞれ回転数:2300/1900/1600rpm、トルク:600/500/300N.mに変えることができます。
※画像の🔨マークがトルクの強さです。(H、Lはバッテリー残量のインジケーターです)
正逆転両用でナットを「締める」「緩める」両方できます。
無断変速なのでトリガーの引き具合でゆっくり回転させることもできます。
Handife電動インパクトに付属するバッテリーと充電器
Handifeにはバッテリー1個と充電器1個が付属します。
バッテリーの使用は20V・4.0Ahです。
一般的によく使用されるマキタ互換18Vバッテリーと比較します。
明らかに大きさが違います。(マキタ互換はabedenのもの)
幅は同じですが、高さと長さが大きいです。
色や質感も違います。
handifeはグレーっぽい艶消しで「ちゃんとしてる感」がありますね。
比較するとabedenはちょっと安っぽく見えます。
外身(ケース)の大きさは違いますが、インパクト本体に取り付ける部分の形状は同じです。
※ただし、充電器との通信アダプターはついていません。(向かって左のバッテリーにある黄色のコネクター)
取り付け口が同じなので、一般的なマキタ互換バッテリーを装着して使うことができます。
バッテリーの選択肢が多いのは嬉しいポイントです。
評判のいい互換バッテリーも使用できます👇
バッテリー背面には残量のインジケーターが付いています。
これは一般的な互換バッテリーと同じですね。
LEDも明瞭で見やすいです。
handifeに付属する充電器は非常にシンプルです。
スイッチ類はなにもありません。
緑と赤のLEDがあり、充電中・充電完了を表します。
裏面には壁掛けようの穴が空いています。
説明書には充電時間は2時間と書いてあります。
これは残量がゼロの状態から2時間で満充電という意味だと思います。
使い方は簡単で、コンセントにつないで、
バッテリーを装着するだけです。
今はLEDが赤(オレンジ?)になっているので、充電中です。
開封時に20分ほど充電したら緑になりました。
これで充電完了です。
バッテリのインジケーターも3つ点灯しましたので、ちゃんと充電されたようです。
Handifeに付属するソケット
Handifeには4本のソケットと2組のピン・リングが付属しています。
ですが👇
ソケットの精度はあまりよくありません。
とは言っても普通に使うことはできます。
はじめは付属のソケットを使って、その後不満があれば別のものを用意すればよいと思います。
僕はトネ(TONE) インパクト用薄形ロングホイルナットソケットを使っています。(ホルダー付)
僕のは3点セット(17㎜、19㎜、21㎜)ですが、
なぜか4点セットのほうが安いです👇
殆どの人はピンを付けないと思いますが、せっかく付属しているので装着方法を紹介します。
ソケットの溝にゴムリングを取り付けます。
⇩
リングを少しずらして、ピンを差し込みます。
付属するピンの長さは2種類あるので、ソケットの大きさに合わせてお使いください。
⇩
こんな感じでピンを通します。
最後にリングをかぶせればOKです。
これでソケットが外れる心配はありません。
少し手間ですが安心して使えますね。
では実際にタイヤ交換に使ってみます👇
Handifeの電動インパクトレンチでタイヤ交換してみた
ではHandifeでトヨタライズのホイルナットを外してみます。
外す前に、念のためトルクレンチで規定値になっているか確認します。
トヨタライズの、締め付けトルクは、103N・m (1050kgf・cm)です。
※ダイハツロッキーも同じです。
では外してみます。
トルクは最大に設定してあります。
「バババッ」
もうね、一瞬で外れる感じです。
いや、写真とバババじゃ伝わらん
動画もあるのでご確認ください👇
今度はトルクを最弱にして軽自動車のホイルナットを外してみます。
「ババババババババっ」
トルク最弱だとなかなか外れません。
トルクの切り替えでだいぶ変わりますね。
やはり取り外すときは最大設定がベストです。
まとめ:タイヤ交換が簡単・楽しく・スピーディーにできるインパクトだった
今回はHandifeの電動インパクトレンチをご紹介しました。
本体に、バッテリー、充電器、ソケット、収納ケースがセットになっているので、別途買い足す手間がありません。
パワー、操作性も良好でホイルナットは簡単に外せます。
充電器もコンパクトでコンセントに繋ぐだけ。
全てのアイテムを収納できるので持ち運びもらくらくです。
これだけの性能と装備を考えるとコスパはかなりのものです。
唯一、付属のソケットの品質がイマイチという不満点はありますが、それを補って余りある満足感の高い商品です。
このインパクトがあれば、面倒なタイヤ交換も楽しい作業に変わります。
簡単・楽しく・スピーディーにタイヤ交換したい方は、是非ともHandifeの電動インパクトレンチを試してくださいね。
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