今回ご紹介するのは『柴犬って寂しがりやなんじゃない?過度の寂しいはストレスに!?』です。
みなさんの柴犬は寂しがりじゃないですか?
うちのココたんが特別そうなのかもしれないんですが…
どちらかというと柴犬て”ツンデレ”とか、”柴距離がある”とか言いますよね。
でもココたんはあんまりツンツンすることがないんです。
こっちからベタベタ構っても、抱っこしても嫌がりません。
(たまにキレる時はあります…)
テレビの動物番組でよくやっているように、「一定の距離を置く」というようなこともないんです。
トイレに行くために部屋を出ようとすると、不安そうな顔でこっちをじーっと見てたり、
横になって休んでるとそばに寄ってきて一緒に寝たり、
スマホいじってるとわざとイタズラをはじめて気を引いたり…
独りにしないでアピールがとても強いです。
これってもしかして…
甘やかしすぎて「寂しがりやさん」になってしまったのかも。
みなさんのお家のワンちゃんもそんな様子がありませんか?
でも調べてみたら、あまりにも犬が寂しがる状況というのはけっこう問題があるんです。
犬は元々寂しがりやの部分がある
犬は本来寂しがりやさんの傾向があります。
文献を調べてみると、
犬はもともとオオカミ時代から、親兄弟や仲間と一緒に群れで暮らしていた動物です。 そのため単独で長時間過ごすことが得意ではありません。 |
独りが苦手なタイプなんですね。
さらに、
同じ犬種でも性格が違います。 たとえば、飼い主さんが家の中を移動すると後にくっついて歩き回り、トイレやバスルームの前で待っている犬がいますが、こういう子は甘えん坊だと考えていいでしょう。 |
↑これはまさにココたんのことではないですか!
やっぱり寂しがり、甘えん坊の性格のようです。
トイプ―ドル・チワワ・柴犬は寂しがりな犬種
犬種によっても甘えん坊な性格傾向があるそうです。
中でもトイプードル・チワワは甘えたがり、寂しがりやさん傾向が強い犬種です。
トイプードルやチワワは見た目からしてもなんとなく想像つきますよね。
柴犬も飼い主との絆が強い犬種と言われてるので、つながりが強いほど独りにされるのが辛いそうです。
でも過度な寂しがりは分離不安という状態になり、体調を崩したり、問題行動の原因になることがあるので注意が必要です。
犬が飼い主から離れられなくなる分離不安
長時間飼い主がいないことの不安で、「吠え続ける」「物を壊わす」「嘔吐、下痢などの体調不良」「前足を噛んだり舐めたりして脱毛になる」等の症状が出ることを分離不安と言います。
飼い主の留守中だけに限らず、別の部屋で過ごしたり、トイレや入浴の際にも見られることがあります。
犬にとっては非常にストレスとなり病気の原因や寿命にまで影響することがあるので対策が必要です。
犬の分離不安を改善する方法
分離不安を解消するには飼い主がいなくても不安に思わなくていいということを犬にわかってもらう必要があります。
まずは、飼い主がいない状態に少しずつ慣れてもらう練習をします。
やり方は簡単で、犬を独りにする時間をちょっとずつ伸ばしていくだけです。
重度の場合では飼い主が外出の準備をするだけで不安になるので、外出の恰好をしてしばらく一緒に過ごすことから始めてください。
犬によって不安の程度や症状が異なるので、犬の様子をよく観察しながら進めていかなければなりません。
様子を観察するにはドッグカメラを活用するとよいでしょう。
カメラが設置できない場合は、ドアを開ける前から吠える声が聞こえてくる、声が枯れている、前足が傷ついているなどのサインを見逃さないようにしてください。
◆ 分離不安を改善するためのポイント ◆
・出かける時は「行ってくるよ」などの声掛けをしない(気付かれないうちに出発する)
・帰ってきた時もあまり大げさに「ただいま~!」などの声掛けで興奮させない
・帰宅時に分離不安の症状で物が壊されていたり、オシッコをしていても叱らない
・常に抱っこしたり、身体を寄せ合わせて過ごさない
・犬をやたら構わずに放っておく時間をつくる
・散歩や運動をしっかり行い、留守中は疲れて昼寝をする状態にする
・犬が安心して過ごせる場所、クッション、座布団などを用意する
分離不安の改善にドッグカメラを使うメリット
飼い主さんの中には自分の愛犬が分離不安になっていることに気付いていない方もいます。
実は分離不安の症状は、飼い主の外出後30分くらい経ってから現れることが多いと言われています。
ドックカメラを設置しておけば、外出後も愛犬の様子を観察できますので、しばらく経ってから現れる分離不安の症状も見逃しません。
外出時と帰宅時に大人しくても、留守中に激しく吠えていたり、自分の体を傷つけていることもあるんですよ。
カメラがあれば愛犬の異常をすぐに発見するだけでなく防犯対策にも役立つので、「独りで大丈夫かな?」という飼い主さんの不安が解消されます。
最近のドッグカメラは価格が安くても高性能。
画質は当然キレイで、夜間など暗い場所でもはっきり映ります。
飼い主が分離不安になっていることも
寂しがりやのワンちゃんの場合、飼い主さん自身が分離不安になっていることが多いです。
本人は「独りぼっちにさせたら可哀そう」「留守番させたら寂しがる」と思っているつもりでも、実は自分が寂しくて離れたくない心理状態になっているかもしれません。
なるべく愛犬と一緒に過ごしたい気持ちはとてもよくわかりますが、孤独に耐えられない犬になったらそれこそ可哀そうです。
適度な距離をとって、お互いに相手を少し離れたところから見守れるようにしましょう。
「犬が寂しがる」についてわかったこと
・犬はけっこう寂しがりやさん
・飼い主の接し方で余計に甘えん坊になる
・あまりにも不安が強いとストレスになることもあるので注意
・飼い主さん自信が心配症の場合がある
・犬に愛情を注ぐことはとても大切だけど過剰になったら逆効果
・良かれと思ってやっていたことが、犬にストレスを与えてしまう結果になる
柴犬は飼い主さんのことを本当の家族だと思っていますよね。
適度な距離を保ちながら、愛情をたっぷり注いであげましょう。
最後までありがとうございました🐕
こちらも合わせてご覧ください⇩
コメント