チワワはとっても寂しがり屋さん。分離不安や留守番中の問題行動とは?

柴犬
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今回ご紹介するのは『チワワはとっても寂しがり屋さん。分離不安や留守番中の問題行動とは?』です。

 

チワワは可愛くて賢い犬種なのでとても人気がありますよね。

日本での登録数ランキングでは常にトップを争っていて、多くの人に親しまれるのがわかります。

 

そしてチワワは「世界で一番小さな犬」というだけあって、とっても身体が小さいです。

だからアパートやマンションでも飼いやすいので一人暮らしの方からも大人気です。

 

チワワは頭が良いので、教えたことの飲み込みは早く、飼い主と行動することが大好きなので、一度しつけを成功させればその後も良好な関係を築くことができます。

 

また、その外見とは裏腹にとても勇敢な面があり、自分より大きな相手にも立ち向かう強さも持っているんです。

 

目をぱちぱちするチワワ

ここまで読むと、誰でもすごく飼いやすそうに感じますが注意点もあります。

 

それは、

チワワはとっても寂しがり屋さん

ということです。

 

今回は、チワワの特徴や性格、寂しがり屋のチワワを飼う時の注意点をまとめました。

 

チワワの歴史

こちらをじーっと見つめるチワワ

チワワの祖先はテチチと呼ばれている古代犬です。

当時のテチチは今のチワワより少し大きめで、当時は神の使いとして儀式に使用され、王族が亡くなると一緒に埋葬されていました。

 

その後、ペット用にアメリカで品種改良が進められ、1904年にアメリカンケネルクラブに登録されました。

その年に、現在最も飼育数の多いロングコートチワワが作出されました。

 

日本では1970年代より飼育されるようになりました。

そして2000年代に入り「どうする○○」のCMで一気に人気に火がついたのです。

 

2016年のジャパンケネルクラブの登録数ではプードルに次いで2番目です。

1位プードル

2位チワワ

3位ダックスフンド

4位ポメラニアン

5位柴犬

 

チワワのくぅ〜ちゃん

チワワのくぅーちゃん

2002年から放映された金融関連のテレビCMで大人気になったのがチワワのくぅ~ちゃんです。

 

くぅ~ちゃんはロングコートチワワのメスで、日本ペットモデル協会に所属するタレント犬です。

 

このCMは「くぅ〜ちゃん 帰宅編」「くぅ〜ちゃん 散髪編」などシリーズ化され、チワワの一大ブームを巻き起こしました。

 

2005年には急死したというデマがインターネット上で流れましたが、

2006年には「たんぽぽ」(オス)と「ひまわり」(メス)の2匹の子どもを出産しました。

 

ちなみに、一緒に出演していた清水章吾にも引き取られていません。



 

チワワの特徴

膝の上で寝ているチワワ

チワワは世界最小の犬で、大きな瞳、立ち耳、短めのマズルが特徴的です。

額は丸みを帯びていて、その形状から“アップルドーム”と呼ばれています。

 

小柄なわりに体型はがっしりしていて、動きが機敏です。

 

体が小さくて活発なチワワは、家の中を走り回ったり、飼い主と遊んでいるだけでも一日の必要運動量をこなすことができるため、マンションやアパートでも飼いやすくて人気があります。

 

また、チワワは同種同士での忠誠心が強く、他の犬種に比べてチワワ同士での親交を好みます。

 

チワワは散歩がいらない?

芝生で遊ぶチワワ

超小型犬のチワワは、室内を自由に歩き回れる環境なら特に散歩に連れ出す必要はないと言われています…

 

ですが、散歩は運動をすることだけが目的ではありません。

飼い主さんと一緒に屋外を歩くことで、外の世界から様々な刺激を受けて社会性を養います。

 

犬の嗅覚や視覚、聴覚はとても敏感なので、景色を見たり、草木や他の動物たちの匂いを嗅いだり、他のワンちゃんに会ったりすることは、犬にとって、とても良い刺激となります。

 

また、犬のストレスを解消したり、穏やかな性格に育つためには、散歩が重要であることが科学的にも証明されています。

 

チワワを外で散歩する時の注意点

チワワに必要な散歩の距離はおよそ1km、時間にすると15分前後と言われています。

そして最低でも1日1回、可能であれば朝と晩の1日2回のお散歩が理想です。

 

でもこの数値はあくまで目安なので、 お散歩中の愛犬の仕草を観察して判断しましょう。

 

もし頻繁に飼い主さんのことを見上げたり、何度も立ち止まったりしたら「疲れた」というサインかもしれません。

 

愛犬の為を想っての散歩ですが、長すぎると体調を悪くすることになるので注意してくださいね。



チワワの性格

抱っこされるチワワ

チワワはとても陽気で明るく、飼い主に対してフレンドリーです。

 

飼い主に対しては愛情深く、忠誠を尽く反面、飼い主がほかの人や犬を相手にしていると、やきもちを焼くこともあります。

 

体は小さいですがとても勇敢で、自分より大きな体の相手にも向かっていこうとします。

 

勇敢に見えても本当は怖がっている

小さな体でも人や大型犬にまで吠えた、向かって行こうとする姿が「怖いもの知らず」のように思われがちですが、本当は警戒心が強くて怖がりです。

 

警戒心が強いからこそ、よく吠えたり、相手を威嚇しています。

 

でもそれは犬にとっては非常にストレスになことです。

 

警戒心の強いチワワは、新しい環境や人間、他の犬には少しずつ慣らして行ってあげましょう。

 

とっても寂しがり屋

チワワの横顔

好奇心が強く、やんちゃに遊びまる陽気なチワワですが、とても甘えん坊なところもあります。

 

そしてチワワはとっても寂しがり屋さんなのです。

 

インターネットのサイトには、

「チワワは他の犬に比べ比較的留守番の得意な犬です」

「留守番に慣れてくれば、長時間の留守番も出来るようになります」

などと書いてあるものもありますが、

実際にはどんな犬よりも独りにされることが苦手な犬種なのです。

 

チワワの寂しがり屋っぷり

布団で寝るチワワ

・常に撫でてもらうために飼い主のそばから離れない

・遊んでもらうためにイタズラをする

・頭を撫でてもらうために見つめてくる

・夜はいつの間にかベッドの中に潜り込んでくる

・お風呂に入っていると脱衣所の前で待っている

・家族が出かけないように靴を隠す

・クーン、クーンとすり寄ってくる

・長時間留守にして帰るとすねた顔をしてしばらく無視する

・トイレに行こうとするだけで吠える

・飼い主が2階に上がると廊下の下でクーンと鳴く

…などなど

 

チワワはとっても寂しがり屋で甘えん坊ですね!

甘えてくる姿を見ていたらますます可愛くなって、もっと愛情をそそいであげたくなりますが注意することもあります。



チワワの分離不安

スリッパを咥えているチワワ

チワワは飼い主さんに対して愛情が深く、強い絆を結ぶ犬種です。

だから飼い主さんと一緒にいることで、とても安心感を得ることができます。

 

そんな愛犬の姿を見ているだけで幸せな気持ちになる方も多いのではないでしょうか?

 

ところが飼い主さんがそばにいないと不安感が大きくなりすぎて、破壊や吠えなどの困った行動にまで発展してしまうこともあるのです。

 

飼い主と離れることで不安になり、破壊、吠え、トイレ以外での排泄などの症状が出ることを分離不安といいます。

 

分離不安の症状は、飼い主の留守中だけに限らず、別の部屋で過ごしたり、トイレや入浴の際にも見られることがあります。

 

犬にとっては非常にストレスとなり病気の原因や寿命にまで影響することがあるので対策が必要です。

 

犬の分離不安を改善する方法

分離不安を解消するには飼い主がいなくても不安に思わなくていいということを犬にわかってもらう必要があります。

 

まずは、飼い主がいない状態に少しずつ慣れてもらう練習をします。

 

やり方は簡単で、犬を独りにする時間をちょっとずつ伸ばしていくだけです。

 

重度の場合では飼い主が外出の準備をするだけで不安になるので、外出の恰好をしてしばらく一緒に過ごすことから始めてください。

 

犬によって不安の程度や症状が異なるので、犬の様子をよく観察しながら進めていかなければなりません。

 

様子を観察するにはドッグカメラを活用するとよいでしょう。

カメラが設置できない場合は、ドアを開ける前から吠える声が聞こえてくる、声が枯れている、前足が傷ついているなどのサインを見逃さないようにしてください。

 

《分離不安を改善するためのポイント》

・出かける時は「行ってくるよ」などの声掛けをしない(気付かれないうちに出発する)

・帰ってきた時もあまり大げさに「ただいま~!」などの声掛けで興奮させない

・帰宅時に分離不安の症状で物が壊されていたり、オシッコをしていても叱らない

・常に抱っこしたり、身体を寄せ合わせて過ごさない

・犬をやたら構わずに放っておく時間をつくる

・散歩や運動をしっかり行い、留守中は疲れて昼寝をする状態にする

・犬が安心して過ごせる場所、クッション、座布団などを用意する

 

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分離不安の改善にドッグカメラを使うメリット

飼い主さんの中には自分の愛犬が分離不安になっていることに気付いていない方もいます。

 

実は分離不安の症状は、飼い主の外出後30分くらい経ってから現れることが多いと言われています。

 

ドックカメラを設置しておけば、外出後も愛犬の様子を観察できますので、しばらく経ってから現れる分離不安の症状も見逃しません。

 

カメラがあれば愛犬の異常をすぐに発見するだけでなく防犯対策にも役立つので、「独りで大丈夫かな?」という飼い主さんの不安が解消されます。

 

最近のドッグカメラは簡単に設置できて画質がとてもきれいで、夜間など暗い場所でも鮮明に映ります。

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飼い主が分離不安になっていることも

寂しがり屋のチワワを飼っている飼い主さんは、ご自身が分離不安になっていることが多いです。

 

本人は「独りぼっちにさせたら可哀そう」「留守番させたら寂しがる」と思っているつもりでも、実は自分が寂しくて離れたくない心理状態になっているかもしれません。

 

なるべく愛犬と一緒に過ごしたい気持ちはとてもよくわかりますが、孤独に耐えられない犬になったらそれこそ可哀そうです。

 

適度な距離をとって、お互いに相手を少し離れたところから見守れるようにしましょう。

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