今回ご紹介するのは『100均の材料だけで手作り!誰でも簡単フードスタンドDIY』です。
作り方でわかりにくい所があったら、コメント欄かお問合わせフォームからお気軽に質問してくださいね🐾
犬種や犬の個体差によっては、床に置いた食器だとむせてしまうことがあります。
また、シニア犬になると足腰が弱くなるため、下をのぞき込むような恰好は負担がかかります。
食べやすい姿勢をとるためにフードスタンドがあると便利ですよね。
フードスタンドは高さ調節ができたり、かわいいデザインのものなど様々な種類が市販されています。
ぶっちゃけ買った方が簡単です
ですが、愛犬のために手作りするのはとっても楽しい!!
今回は100円ショップSeria(セリア)に売っている材料だけでフードスタンドを作ってみました。
お子さんでも作れるシンプルな構造になっています。
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フードスタンドの高さの決め方
あるサイトでは犬の体高-10㎝程度が目安と書かれていましたが、それだとかなり高いような気がします。
とりあえず前足の長さくらいにしようと思います。
事前に食器の下に単行本などを置いて食べやすい高さを決めます。
それから種類によってはこのように↓
画像出典:楽天
角度がつけられるタイプもありますよね。
今回は少し傾斜をつけてみることにします。
もちろん角度を自由に調節できるような優れものは作りません!
高さも角度も固定式です(笑)
手作りフードスタンドの材料
材料は近所の100円ショップSeria(セリア)で買いました。
● 必要なもの
①木板45㎝×15㎝×0.9㎝…2枚
②木製角材45㎝×3.8㎝×0.7㎝(2P)…1セット
③製角材45㎝×1.2㎝×1.2㎝(3P)…1セット
④サンドペーパー(8枚入り)…1セット
⑤木工用ボンド…1個
⑥アクリル絵の具(茶色)…1本※無くてもOKです
⑦ホビーのこぎり…家にのこぎりがあれば買わなくてOKです
今回はフード用と水用の2つの食器を乗せられるスタンドを作ります。
1つの食器だけ用なら木材類はこの半分で大丈夫です。
メインの木板です。
2枚使います。
角材は2本と3本のセットになっています。
「セットになっていないかな~」と思っていたら本当になっててビックリ!
セリアやりますね。
サンドペーパーも粗さが違うペーパーがセットになっているので、
粗削りから仕上げまで出来ます。
ワンちゃんに使うものなので、切り口をキレイに仕上げたいですもんね。
お家にのこぎりがあれば要らないのですが、100均のこぎりが本当に切れるのか試しに買ってみました。
フードスタンドに文字や模様を入れるために使います。
無地にするなら要りません。
手作りフードスタンドの製作手順
STEP2:側板の高さを決める
STEP3:天板を支えるパーツが必要です
STEP4:材料を切る
STEP5: 天板に食器がズレない為の角材を取り付ける
STEP6:天板を支えるパーツを側板に取り付ける
STEP1 フード皿を乗せる天板のサイズを決める
材料①の木板に実際の食器を乗せてみて、天板の長さを決めます。
小さすぎるとダメですが、大きすぎても可愛くなりません。
私が今回作るのは、ドッグフード用と水用で角度を変えるので分割します。
なので天板が2枚いります。
今回は器がズレないように材料③の角材を取り付けます。
上から見るとこんな感じに付けます↓
角材も天板の長さに合わせて切るところに線を引いておきます。
STEP2 側板の高さを決める
最初にも説明しましたが、ワンちゃんが食べやすい高さに合わせます。
今回はフード用、水用の2セットを別々に作るので側板が4枚必要になります。
なので4等分に線を引きました。
通常は2枚です。
STEP3 天板を支えるパーツが必要です
天板を↑のようにして支えるパーツが4個必要になります。
通常は2個です。
材料③の角材から切り出すのでこちらも切るところに線を引いておきます。
長さは適当ですが、はみ出さない長さにします。
STEP4 材料を切る
100均で買ったのこぎりを使ってみましたが、あまりよく切れません。
やはりのこぎりはホームセンターで買ったほうがいいですね!
でも今回はこれで最後までやります。
切れました↑
STEP5 天板に食器がズレない為の角材を取り付ける
木工用ボンドで↑のように取り付けます。
★ 木材をボンドで取り付ける時のポイント
ボンドを付けたのに「ポロッ」と外れてしまうことがあります。
殆どがボンドの量が足りないからです。
きっちり取り付けるには、まず木材を取り付ける部分の両方に、
コーティングするように指でボンドを塗ります。
すると木がボンドを吸い込みます。
そのあともう一度ボンドを点、点、点とつけていき、
材料同士をくっつけます。
ギューッと押さえていた方がよくつきます。
今回は面倒なので押さえませんでした。
取れたらまた付ければいいですよね!
2セット分取り付けました↑
STEP6 天板を支えるパーツを側板に取り付ける
天板を付けた時に角がピッタリ合うようにしてパーツを取り付けます。
こちらは水のお皿用です。
ドッグフード用は角度をつけるので、斜めに取り付けました。
STEP7 側板に天板を取り付ける
ボンドで天板を取り付けます。
ドッグフード用は角度が付きました。が…
途中で「角度を付ける意味って無くない?」と気づきました。
今回はお試しなのでこのまま進めます。
STEP8 2つのテーブルを合わせて全面に材料②の角材をつける
材料の②の角材は付けなくてもいいですが、
取り付けると見た目がよくなりますし、
文字や模様を入れると可愛くなります。
STEP9 ステンシルの型を作る
今回はステンシルで文字と模様を入れることにしました。
パソコンで好きな文字や模様を印刷して、カッターでシートを切り抜きます。
ステンシルの型は専用のステンシルシートじゃなくてもOKです。
今回はいらなくなったクリアファイルを切って使いました。
★ カッターで切り抜く時のコツ
一筆書のように、一気に切り抜ければ理想ですが、
細かい曲線は少しずつ何度もカッターの方向をかえて切ります。
薄い刃のカッターだとよく切れます。
よく切れるカッターでちからを入れずになぞるとキレイに切れます。
でも薄い刃のカッターは指もスパッと切れますので注意が必要です。
STEP10 ステンシルで文字と模様をいれる
塗料はステンシル用塗料やアクリル絵の具などを使います。
水気が多いとにじんで失敗します。
スポンジはなんでもいいです。
今回は使わなくなった食器スポンジを洗って使います。
★ きれいにステンシルするコツ
スポンジに塗料をベタっとたくさんつけるとはみ出したり、にじんで失敗します。
軽く塗料をつけたらいらない紙に何度がトントンとして、なじませてから本番をします。
横方向にこすらず、上からトントンと叩くようにします。
今回は南国リゾート?風にヤシの木とハイビスカスの模様にしました。
結構細かいのではじめての方はもう少し大きめの模様がいいと思います。
定番の肉球🐾をつけても可愛いですよね!
今回は試しにセパレート(分割)しましたが、普通に天板を1枚にすればもっと簡単にできます。
こんな感じに⇩
手作りフードスタンドを使ってみた
さっそくフードスタンドを使ってみました。
写真を撮ろうとしたらフライング気味でココたんがやってきました。
はじめは警戒していましたが、空腹には勝てなかったのかしばらくしたら普通に食べ始めました。
今回高さは11㎝くらいと控えめにしましたが、なかなか姿勢良く食べているではありませんか。
やっぱりテーブルがあると行儀が良いワンコに見える気がします。
傾斜の効果はどうなんでしょうか?
何となくいい感じですが、これ以上角度をつける必要もないと思います。
フードスタンドDIYのまとめ
今回は100円ショップSeria(セリア)で買える材料のみでフードスタンドを自作しました。
材料は800円くらいで揃いますし、そんなに大がかりな作業ではないので女性や小さなお子さんも楽しめると思います。
ただし100均のノコギリは切れが悪すぎて危ないので、道具だけは良いものを使ったほうがいいです。
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