今回ご紹介するのは、どなたでも簡単に出来る「ペットゲートの作り方」です。
ペットゲートは様々な種類が市販されています。
でも「丁度いいやつ」がなかなか見つかりません。
丈夫だけど設置場所が限られていたり、設置が大変👇
簡単に置けるけど、軽すぎてすぐに突破されそう
種類は多いけど、なかなか”丁度いい”のが売っていないのが実情です。
そうなると、自宅の間取りやペットの大きさに合わせて手作りするのが一番!
そこで今回は、階段の登り口に設置するペットゲートを例に、必要な材料から作り方まで詳しく紹介していきます。
材料には安価で加工しやすい「すのこ」を使いました。
不器用な僕でも作れましたので、どなたでも簡単にできます。
☑すぐに見たい項目があれば下の目次からお選び頂けます👇
今回作った「すのこペットゲート」の寸法
- 幅:72㎝
- 高さ:46㎝
- 奥行:23㎝
今回は階段の登り口の幅に合わせたサイズにしました。
高さはココたんの身長を考慮し、「犬は越えられないけど、人間は跨げる(またげる)」という感じにしてあります。
脚短いクセに
手作りペットゲートの材料と使用する道具
※価格は記事をアップした当時のもので参考程度です
【材料】
・すのこ(約75㎝×33㎝)1枚:288円
・ブレ—ナー材4面R加工(30㎜×30㎜×1820㎜)1本:378円
・コーススレッド(3.3㎜×50㎜)60本入り:198円
合計:864円
※ボンドだけで強力に接着できますので、コーススレッド(ネジ)は無くてもOKです。
【道具】
・のこぎり
・電動ドライバー(無くてもOK)
・ドリルビット(無くてもOK)
・サンダー(または紙ヤスリ)
・木工用ボンド
・メジャー、定規、さしがねなど長さをはかれるもの
・えんぴつ
最低限必要な木材と木工用ボンドは1000円以内で揃えることができました。
※価格は記事をアップした当時のもので参考程度です
今回、材料と道具を入手したのは「ホームセンタームサシ」
”すのこ”は色々なサイズがあるので設置する場所に合わせてお選びください。
「檜(ひのき)」とかの高いやつじゃなくて、安いすのこですのでお間違えなく💦
ペットゲートの「脚」に使うブレーナー材(4面R加工)です。
角が丸く加工してあり、表面も結構滑らかなので非常に使いやすいです。
材料費をもっと安く済ませたい場合には、杉ADブレ—ナー材や赤松などがあります。
ただし、表面はザラザラしていて角もシャープにとがっているので、綺麗に仕上げるにはサンダーで入念にやすりがけする必要があります。
組み立てはボンドだけでも大丈夫ですが、「俺、DIYしてるぜ感」を味わうためにビスを使うことにしました。
価格が殆ど一緒なので、無駄に60本入りを購入💦
本当は10本もあれば十分です🐾
ボンドだけで組み立てる場合、ドリルやドライバーも必要ありません。
👆電動のやすりがけ「サンダー」です。
今回はAmazonオリジナルのコーナーサンダーを使いました。
以前ボッシュを使っていましたが、Amazonのコーナーサンダーは価格がボッシュの半分以下です。
なお、市販の集じん機を取り付けることができます。
軽量で使い勝手が良く、価格も安いのでおすすめです
#80・120・180×各6枚サンディングペーパーが付属しています。
ところで、
「こんなにたくさん道具がいるの?持ってないんだけど!」
という方も多いはずです。
工具はホームセンターで安くレンタルできるので、わざわざ購入する必要はないと思います。
工作室を完備しているホームセンターもあるので、そこで作るのもお手軽です。
DCMカーマの『みんなの工作室』は誰でも無料で使える工作室です。
しかも手工具は無料で利用できて、機械・電動工具も「1工具/100円」でレンタルできます(DCMマイボカード会員様は無料)。
本格的にDIYを趣味にするなら電動工具を買い揃えた方がいいですが、たまに日曜大工をするだけなら『みんなの工作室』はとっても便利です。
作業に疲れたら隣のカフェスペースで休憩できますよ。
それではペットゲートの作り方を説明していきます👇
ペットゲートの作り方
作り方の大まかな流れは以下の通りです。
- 材料をカットする位置に印を付ける
- 材料をカットする
- 切り口、表面をサンダーで滑らかにする
- 組み立てる
ではSTEP 1「材料をカットする位置に印を付ける」から説明していきます。
STEP 1.材料をカットする位置に印を付ける
階段の幅は76㎝。
あまりジャストサイズにすると「入らなかった…」という失敗もあるので、72㎝にしました。
購入した”すのこ”は左右非対称でしたので、なるべく均等になるようにします。
脚の部分は上記のサイズに線を引きます。
次は材料をカットしていきます。
STEP2.材料をカットする
今回は「丸のこ」で切りました。
本格的にDIYをするなら「丸のこ」があると捗ります。
というか、一度丸のこを使ってしまうと”ギコギコ”と手動で切るのは面倒になります。
丸のこは円盤型の刃の大きさで切れる木材の厚みが決まっています。
刃が小さすぎると、DIYでよく使われる「2×4」の木材が切れない場合もあるのでホームセンターの人に聞いたほうがいいです。
全て切れました。
次はサンダーで木材の表面を綺麗に仕上げていきます。
STEP.3 切り口、表面をサンダーで滑らかにする
のこぎりでカットした部分がギザギザになっていても、サンダーをかければすぐに滑らかになります。
表面や角も綺麗削って仕上げます。
この仕上げをやるかやらないかで、作品の完成度が全然違いますよ!
今回は180番のペーパーのみ使用。
脚のつま先?(みたいな部分)は、少し入念にサンダーをかけて丸みをつけました。
サンダーがなければ、紙ヤスリを使って手で磨いてもOKです。
が、
時間が果てしなくかかります。
そして、疲れます…
もし塗装する場合は、入念にやすりがけが必要。
コーナーサンダーはそんなに高いものではないので、1つ持っていると絶対便利です。
次は材料を組み立てていきます👇
STEP.4 組み立てる
足首のような部分は上の画像のように少しずらすことにしました。
あらかじめ電動ドライバーとドリルで下穴を開けておきます。
※ボンドだけで接着する場合は穴を開ける必要はありません。
木材はボンドを吸い込むので、たっぷりとつけます。
ネジで固定します。
ボンドが溢れてきたら指でグイっと隙間に押し込み、はみ出た部分は濡れた布でふき取ってください。
脚ができました。
これを”すのこ”と合体させます。
ボンドをつけて、
ビスで固定していきます。
上の図のように正面からビスを打ち込めば簡単なのですが、
「正面からビスの頭が見えるのが嫌」という変なこだわりと、材料費をケチって、長いスリムビス(50㎜)しかないという状況なので、横から打ち込むことにしました。
ところがどっこい。
それでも長すぎる・・・
50㎜じゃなくて、45㎜にすれば良かった。
「同じ値段なら長い方が得だろう」という、貧乏性が招いた悲劇です。
とりあえずボンドが乾くまで仮に固定して、後から短いものに替えました。
少しトラブルがありましたが無事に完成です。
当たり前ですが、階段の登り口にピッタリ。
これどうかな?
これなら「登っていこう」という考えを持たないと思う🐕
階段以外の場所では、下の隙間にもう1本欲しいところです。
2つ繋げたり、色んなバリエーションが考えられそうですね。
みなさんもぜひ試してみてください。
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