今回ご紹介するのは『柴犬の尻尾は15種類ある!あなたの愛犬は何タイプ?』です。
文献にもよりますが、柴犬の尻尾の形はだいたい15種類もあるんです。
私は今まで愛犬の尻尾には全然注目していませんでした。
でも散歩の時に、
「この子尻尾がクルッてなっててかわいいですね」
と言われてようやく気付いたんです。
ココたんの尻尾、めっちゃかわいいじゃん
天才!志村どうぶつ園でも柴犬の尻尾は色んな形があると紹介されていて、ますます柴犬の尻尾が気になってきました。(※番組は終了しました)
そして、一体ココたんの尻尾は何タイプなのか??
このページでまとめたこと
2.ココたんの尻尾のタイプ
3.柴犬が尻尾を追いかけてグルグル回る理由
4.尻尾の動きで感情が分かる?
●すぐに見たい所がある方は下の目次から選んでください。
1.柴犬の尻尾は15種類もある
私が調べた本には15種類あると書いてありました。
大きく分けるとクルっと巻いた「巻尾」と、
持ち上がっているけそ巻いていない「差尾(さしお)」に分けられます。
さらに細かく分けると15種類です。
⑦の「背叩き」からは巻いていない系になります。
⇧の子は右二重巻きですね。
車巻き、半巻きは左右どちらかに寄ってなくて、体の中央で巻いている感じです。
⇧向かって左の子は車巻き、右の子は左巻きですね。
⇧この子は左二重巻きのようです。
巻いていないのもかわいいですね。
⑬の茶筅尾なんてお茶をたてる時に便利です。
熱いわ
ところでココたんの尻尾がどれにあてはまるのでしょうか?
どうせならココたんに選んでもらいましょう。
2.ココたん自分で尻尾の形を選ぶ
「ココたん様、ココたん様どうぞおいでください。もしおいでになられましたらハイへお進み…」
あっ、間違ってこっくりさんしちゃった。
昔学校で流行ったよね~。途中で手を離したらダメとか。
泣き出しちゃう人もいたりして。
あれ何だったのかな~。
では気を取り直して、「ココたんの尻尾はどのタイプですか?1つ選んでください」
「ガルゥ~、コレ」
ひだり…まき?で合ってる?
いやどう見ても右巻きだと…
ほら。
やはりココたんではあてにならないので図と見比べてみましょう。
なら選ばせんなや!
う~ん右に巻いてますな。
⇧ていうか、足短くない??
その時によって巻き具合が違いますが、右に巻いてるのは確か。
クルンっとなってるから二重巻きなのかな?軽く巻いてる時もあるけど…
右二重巻きに決定します。
ちなみに成長と共に形は変わってくることがあるそうです。
子犬の頃から毎日手で伸ばしていると巻きもゆるくなって、真っすぐになってくるとのこと。
えっ、勿体ない!せっかく巻いてるのに💦
確かに色んな巻き方があると個性があって面白いです。
昔柴犬が猟犬として活躍していたころは、尻尾の巻き方を見て自分の犬を判別していたそうです。
3.柴犬が尻尾を追いかけるのはなぜ?
柴犬が尻尾を追いかけてグルグル回る理由は?
理由1:ストレス
自分のしっぽを追いかける最も多い原因は、ストレスといわれています。
飼い主さんに無視されたり、自分だけのけ者にされたと感じる時にそのような行動をとることが多いです。
理由2:遊び
特に子犬の頃は、尻尾が自分の体の一部だとわかっていないことが多く、別の生き物と遊んでいるつもりのようです。
やることがなく、退屈になった時に尻尾が視界に入ると「なんだこいつは??」となって追いかけはじめます。
理由3:痒い
尻尾の付け根や、性器、肛門周囲が痒い、またはケガをしているなどの異常があると、それが気になって尻尾を追いかける行動をとることがあります。愛犬の体をチェックしてみましょう。
理由4:常同行為
常同行為は状況とは関係なく、目的もなく特定の行動を繰り返してしまう心の病気です。
柴犬では、しっぽを噛むという行動で出やすいですが、手を舐める、後ろ足をかじる、蠅噛み行動などの形でも発生します。
尻尾を追いかける行為がワンちゃんや飼い主さんの生活をさまたげるくらい多く出ていたり、身体を傷つけてしまっている場合には、常同行為の可能性がありますので病院で治療を行っていく必要があります。
尻尾を追いかけるのをやめさせるには?
犬が尻尾を追いかけてグルグル回っている時に、飼い主さんが声をかけたり関心を向けてしまうと、誉められたと勘違いして余計悪化することがあります。
グルグルしている時に「○○ちゃん可愛い」と名前を呼んだり、笑ったりして関心を向けてはいけません。
尻尾を追いかける行動がはじまったら完全に無視します。
犬が飽きて追いかけるのをやめたらご褒美をあげます。
完全にしなくなることは難しいかもしれませんが、エスカレートさせないことが大切です。
一番大切なのは、「どうしてそのような行動をするのか?」を考えることです。
愛犬の体に異常がないか、精神的なストレスがたまっていないかなどもう一度見直してみましょう。
4.尻尾の動きで感情がわかる?
柴犬の尻尾が下がるのはなぜ?
尻尾を垂らしている場合は、相手を恐れていたり、不安になっているため自分を小さく見せようとしています。
ストレスがあるときや、体の調子が悪いときにもしっぽの位置が低くなります。
逆にリラックスして、体の力が抜けているときも尻尾がダランと下がります。
うちの柴犬は尻尾を振らないけど?
犬は興奮すると尻尾をはげしくフリフリします。
嬉しい時も振りますし、興奮状態でも振ります。
尻尾を振っているから喜んでいると思って手を出したら「ガブッ」とされることもあるので注意しましょう。
しかし柴犬の中には尻尾を全然振らないというワンちゃんも多いです。
本来柴犬は自尊心や独立心が強く、感情をあまり表さない性格でした。
そのため嬉しさを表現したり、飼い主にべったりしない、いわゆるツンツン系の子も多いのです。
生まれ持った性格によるものなので「うちの子は尻尾を振らないからおかしい」と心配する必要はありません。
ただし、いつもはけっこう尻尾を振っていたのに全然振らなくなった場合にはケガをしていることもあるので注意してください。
ちなみに犬が喜んでいる時は体の右側で、不安や恐怖がある時は左側でしっぽを振る傾向があるという研究結果もあるそうです(イタリアでの研究)。
「柴犬の尻尾の種類」のまとめ
今回わかったこと
・柴犬の尻尾は全部で15種類ある(文献にもよります)
・ココたんの尻尾は右二重巻きでした
・柴犬が尻尾を追いかけるのは痒みやストレスが原因のこともあります
・ストレスがないか愛犬の生活環境を一緒に見直しましょう
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コメント
柴犬のしっぽってかわいいですよね。うちのポンはクルッと右に二重に巻いています。
コメントありがとうございます。
ココたんと同じ右巻きですね!
ココたんは徐々に伸びてきて、現在は一重巻きになりました