今回ご紹介するのは『柴犬におすすめのスリッカーブラシは?2種類のブラシを比較テスト』です。
柴犬はダブルコート。
換毛期になるとビックリするくらい毛が抜けます。
換毛期以外でも、ブラッシングは犬の皮膚の健康を保つ為に重要なお手入れです。
ですが、柴犬にはブラッシングを嫌がる子がかなり多いんですよね。
みなさんの愛犬は大丈夫でしょうか?
なかなか上手くできず、犬も嫌がるから段々億劫になるケースも多いです。
でもしっかりした道具を選ぶことで、もっと簡単にブラッシングさせてくれるようになるんです。
同じスリッカーブラシでもメーカーによって、効果や使い心地は全く違います。
そこで今回は、柴犬におすすめの「岡野製作所 プロ用スリッカー 武蔵」と他社製品を比較テストしました。
●すぐに見たい項目があれば下の目次から選んでください
岡野製作所 プロ用スリッカーブラシ 武蔵
私が使っているのはソフトタイプの小です。
ソフトでも硬めですし、通販サイトのレビューでもソフトを選んでいる方が多いです。
呼番 | サイズ(㎜) | |
ハードタイプ | 小 | 45×90 |
中 | 58×120 | |
ソフトタイプ | 小 | 45×90 |
中 | 58×120 |
⇧「Professional 武蔵 made inJapan」の刻印がカッコいいです。
ちなみにプロ用と付いていますが、何か特別な使い方があるわけではありません。
プロのトリマーでも、私のような素人でも使いやすいブラシです。
比較したスリッカーブラシ
ペティオ プレシャンテ ハードスリッカーブラシ(S)
一番初めに買ったのがペティオのスリッカーブラシです。
これを選んだ理由は、私の愛犬ココたんはアレルギーでかなり薄毛だったので、先が丸く保護されているものにしたかったからです。
その後段々と被毛の状態が改善されていったので、毛並みがフワフワになると評判の「武蔵」にしました。
「プロ用スリッカーブラシ 武蔵」と「ペティオハードスリッカーブラシ」の比較
⇧ブラシの部分のサイズはほぼ同じですが、武蔵のほうが柄が長く握りやすいです。
⇧一番大きな違いがピンの密集具合です。画像だとわかりにくいかもしれませんが、本数がまったく違います。
⇧写真の方向が逆になってすみません。
横から見るとピンの部分の範囲が全然違うのがわかりやすいと思います。
⇧こちらはペティオのソフトスリッカーです。
やはりペティオのソフトスリッカーと比べても武蔵のピンのほうが範囲が広く密集度も高いです。
武蔵プロ用スリッカーブラシの使い心地
⇧ペティオ ⇩武蔵
どちらもピンがしっかり皮膚まで届いていますが、武蔵のほうが少し抵抗が大きく、しっかり被毛がほどけている感じがあります。
武蔵は軽い力で抜け毛が取れるので、「サッサッ」とかけることができます。
武蔵でブラッシングすると、キメの細かい毛並みになります。
ココたんは普通の柴犬に比べたら被毛が少ないので、もっと被毛が密集している子ならフワッフワになると思います。
⇩少し毛足が長い首の部分も非常にブラッシングがやり易いです。
⇩綿のような食感じゃなくて、触感です。
抜け毛の取れ方が全然違う
今回の比較テストでは、ペティオのスリッカーブラシを入念にかけたあとに武蔵でブラッシングしました。
ペティオでは殆ど毛が取れませんでしたが、武蔵にはけっこう抜け毛がついていました。
昔『ブラウン』という電動シェーバーのCMで、ブラウンモーニングレポートというのがありましたね。
自宅を出る前に髭剃りを済ませたサラリーマンを捕まえて、もう一度ブラウンのシェーバーで髭剃りしてもらって、剃れた髭を確認してもらう、というものです。
「えっ、こんなに!」
まさに、ブラウンのCMのように武蔵だとブラッシングした後の犬でも抜け毛がさらに取れてしまいます。
犬が気持ちよさそう
⇧「こっちもお願い」という顔のココたん。
武蔵だと気持ち良さそうにブラッシングを受けてくれます。
ピンの密集具合や硬さに秘密があるのかもしれません。
はっきり理由はわかりませんが、「されるがまま状態」になるので、ブラッシングがとてもやりやすいです。
プロ用スリッカー武蔵のサイズはどれを選べばいい?
私の愛犬ココたんの体重は9.5㎏くらいですが、体重の割にやや小柄な方だと思います。
呼番 | サイズ(㎜) | |
ハードタイプ | 小 | 45×90 |
中 | 58×120 | |
ソフトタイプ | 小 | 45×90 |
中 | 58×120 |
(中)だと首回りや細かい部分がやりにくそうなので、ココたんくらいの体格だとサイズは(小)がベストではないでしょうか。
迷ってしまうなら、いらないチラシや紙でだいたいの大きさを作ってみるとイメージしやすと思います。
ピンの硬さに関しては、ソフトのほうがフワフワになったという口コミも多いですし、ソフトでもけっこう硬目なので柴犬ならソフトをおすすめします。
(追記)
※長期間使ってみた感想として、ハードのほうが耐久性が高いと思います。
プロじゃなくても全然使いやすい
犬のブラッシングは表面だけ撫でるようにしてもあまり効果がありません。
しかし、力を入れすぎると皮膚を傷つけてしまうことがあります。
プロ用スリッカー武蔵だと、軽い力でもピンが皮膚まで届いてしっかり抜け毛が取れるので、むしろ素人でも使いやすいブラシだと思います。
毛並みがフワフワに仕上がって、何より犬が気持ち良さそうな顔をするのがとっても気に入っています。
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